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70年代ホラーへの愛まみれ

映画「Xエックス」を鑑賞しました。

こちらの作品、なるべくストーリーに関する情報は少なめで鑑賞した方が楽しめそうです。(ただ、続編が決定しているので、そこに向けた考察はありかも)

ストーリーの深さや考察を味わうよりも、「70年代ホラームービーらしさ」を堪能すべき作品です。

スマホも、PCも、エアコンすらも登場しない。

70年代アメリカンホラーの世界へ連れていってくれる、そんな映画です。

今回の記事では、古き良きホラー映画らしさを表現するための演出や、オマージュについて説明します!

はじめに

簡単に超ざっくりしたPVと解説分だけを掲載します。

96%フレッシュ! “今年最高評価のホラー映画”―Rotten Tomatoes 『ミッドサマー』のA24が仕掛ける真夏のエクストリームライド・ホラー X―それは最も危険な頭文字(イニシャル)

https://youtu.be/ST1qmEdBWKs

あえて古く見せる

1970年代のホラーっぽさを引き出すために、たくさんの仕掛けがみられました!

いろいろな角度から紹介します。

あえて暗く、色褪せた映像

ほとんどの場面において、名ホラー「悪魔のいけにえ」のような映像の質です。

古い作品を、4kでリバイバルされる昨今において、逆行するかたちで、あえてこの質感を表現するのは非常に面白いです。

また、シーンの転換も特徴的で、とても印象に残ります。

あえて懐メロ

カントリー調の曲や、ロック色強めの、オールドロックで構成された音楽が良い感じです。

懐かしきホラーの風味がムンムンです…♬

流れる音楽の中で、私がおすすめしたいのはビートルズの「Act Naturally

女性ヴォーカルが陽気に歌います。シーンとのマッチっぷりがたまらないです!

オマージュてんこ盛り!

「Xエックス」では、1970年代の作品を筆頭に、たくさんのホラーの名作をオマージュしたシーンが見られました。

最近の流行のホラー映画は、少し明るい雰囲気に仕上げ、これまでの作品のオマージュをふんだんにいれるというのが、流行りです。

ラストナイト・イン・ソーホー」もまさにそんな映画でした。

https://www.three-minutes-philosophy.com/soho-shining/

新しい監督の台頭が影響しているのかもしれませんね。

私が発見できた範囲で、その一部を紹介します!!

シャイニング

DVDのジャケットに採用されている、まさにこのシーン。

斧ドア破壊覗きのシーンが見られました!難易度低めです。

サイコ

映画のタイトルも登場していました。

全体的に「サイコ」っぽさはかなり強め。間違いなく意識しています。

悪魔のいけにえ

作品の映像感や、車での移動というシチュエーションなど、近しい部分が多いです。

中でも、「RJ」という登場人物。悪魔のいけにえの三男「ヒッチハイカー」にそっくりです。

ロン毛と髭は寄せているとしか思えない。シャワーシーンでよく似ていることが確認できます。

チャイルドプレイ

こちらはブログで!ブログではこれに加えてあともう一つオマージュを紹介しています。

今日の映学

最後までお読みいただきありがとうございます!

「Xエックス」は1970年代ホラーへの愛が詰まった、素晴らしいホラー作品でした!ホラーファンとしてはたまらないオマージュも盛りだくさんです!続編も期待しましょう!!

ブログは、毎日更新しています♬

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