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【お庭】before⇨after

お庭施工記録のつづき。
生まれ変わっていく姿をお伝えする前に、以前のお庭の様子をご紹介します。

大都会・四谷にお庭付きの店舗物件は、とてもめずらしいと思いませんか。
良く陽の当たる軒先には、椰子の木が4本。伸び伸び伸びたオリーブが一本、花がたくさんつきそうなアジサイが一株。あとはどこかから種が飛んできたポピーとドクダミがちらほら咲きます。

暖かくなると緑が元気に伸びてきてちょっとしたジャングルになりますが、冬の間はちょっと寂しいかんじ。
椰子の木の古い葉っぱが垂れ下がったりしていて、廃墟感もあります。(それが不思議に面白かったりもするのですが…)

ソファでお茶を飲みつつ寛いでいる目線の先に緑のお庭があったら、癒しレベルがぐっとあがりそう…そんな可能性を秘めた庭付き物件を生かさずしてどうする!という強い決意のもと、お庭計画は始まったのでした。

さて、話は造園作業日にもどります。
こちらから出したリクエストに沿って仕入れてもらった植物たちが運び込まれ
庭師さんのセンスとアイデアで庭のあちこちに置かれます。

苗をそのまま、ぽんぽんぽん、と仮置きみたいなかたちで全体のバランスを見ているのですね。

並べるだけで、イメージが湧いてきまして、もの凄くワクワクしながら観察しております。

仮置きで全体のバランスを見つつ、私のお庭における重要なポイントである「ステップ」となる枕木を配置します。

このステップがどのような役割を担っているかと言うとですね、まず、

可愛いッ

お話の中に出てくるお庭のように、カワイイのであります。
間に緑を入れるとこんな感じ。妖精さんが歩いていそうですよね。

そしてもう一つ、大きな役割がありまして

日課の窓拭きをするために庭に入っていかなければならないのですが、その際に植物たちを踏んでしまうことのないようにステップをつけてもらいました。

この他にも
「雨樋いに蔦植物を這わせたい」とか

「中から見えるところに季節の花が咲く樹木が欲しい」とか

「建物と塀の境界が客席から見えるのでグリーンを入れたい」

などなど…全ての希望を次々にクリアして
2日目の夕方にようやくお庭が出来上がりました。


早速、ご近所さんが遊びにきてくれました。
お庭はこれで完成ではなくて、日々お世話をしながらお店の魅力の一つとして大事に育てていこうと思っています🌿
お店にいらした際には、ぜひお庭にも注目していただけたら嬉しいです。

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