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#ライター100人カイギ

先日、五反田で開催されたライター100人カイギに参戦してきた。
私自身、ライターでもなければ編集者でもないただの人だ。もっといえば、23歳、社会の苦楽も知らぬただの小娘。
そんな小娘だが、ライターになりたい!かといえば特段そんな明確な目標があるわけでも、ましてや熱量があるわけでもない。
はっきり言ってノリ。そうノリ。YESノリ。
もはや最近鬱屈としてたからつい勢いで、えいやってポチってしまっただけだ。
近くのなか卯で牛丼とちょっとの後悔を噛み締める。実は小心者で、初対面があまり得意ではないのだ。だが結局いつも、自分の好奇心に首輪をつけられ引っ張りだされる。例外なく今回も。

いざ会場に入れば周りはライターさんばかり。いや、ライターカイギだからあたりまえなんだけど。
毛色の違う自分は緊張と気まずさで手が震えっぱなしであった。
会場の和やかな雰囲気とは反対に、1人でドキドキして、なぜかもはやしすぎてタップダンスでもしてしまいそうだった。
それくらい強い鼓動が身体中を駆け巡っていた。
けれどもそんな私をよそに会は穏やかに進んでいく。

登壇者が話していくにつれ、緊張は次第に興味に変わっていった。
煩悩クリエイターに作家、ボドゲデザイナーなど色とりどりな人たちに勝手に興奮していた。

会いたい人に会う。
スケジュール管理の大変さ。
自己企画力。虚無。煩悩。
凄そうにみせる大切さ。
思い込みの大事さ。

などなど。普段淡々とパソコン叩いてる人間からは想像できない、物語のようなきらきらワードがならぶ。
一人心を躍らせていた私はまたもやタップダンス踊りそうになった。

登壇後のネットワーキングでも話しかけてくれた方々も面白いことしてる人が多かった。
自分に正直な人が多いのだなという印象で、燻ってる心がほんの少しだけ痛んだ。
そして、またもや自分の毛色の違いからなんだか萎縮してしまい、すみません。すみません。のオンパレード。
その度に、え?なんで?いいじゃん?むしろよくきたね!?みたいな反応が返ってきて、土下座しかけた。純粋にありがたかった。

帰り際、一、二言だけ主催の種石さんと話した。

「書いたもん勝ちだし、やってみりゃいいじゃん。」

さて、お察しだとは思うが、単純かつ直ぐに真に受ける愚かな小娘はその一言によりnoteを始め、いま書いている。
何故、noteなのかといえばこれまた単純。
お察しの通り、登壇者のミヤザキさんが、

「noteはいいぞ〜」

といったからだ。

はて、ここからどうなるかは分からない。
だけれど少しだけ、折角だし書いてみようと思う。
小娘が小娘なりにぶつかる色んなものを。
noteを人生の練習帳として。自由帳として。
人生、なんて大きくでたが、大したこと書けないと思っている。
人生なんて、つまんない日々の積み重ねだからだ。

この考えもいつか変わるのだろうか。
気まぐれに読んでみてくれたら嬉しい。

#エッセイ #100人カイギ #徒然 #ライター100人カイギ

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