【LDLバディ対談】スーパーウーマンは常に「力戦奮闘」。
まちづくりのトップランナーである木下斉さんが立ち上げたオンラインラボLDL(Locally Driven Labs)では、継続的なオンラインコミュニティを作り、全国の志のある仲間が繋がり、毎月1回のオンライン定例会や各パートナーでの会議を行ない、それぞれの地域で「稼ぐまちづくり」に奮闘しています。
今回は、全国のLDLメンバーの中から1対1のバディを組み、対談するという企画の第5回目。
今回のバディ対談は、以前から、いつか対談したいと思っていたたつのえみさん。
2児の子育てをしながら、宅建士の資格の他、会社員5年間で5つの資格を取得し、資産5倍に増やしている、スーパーウーマン。
1年前から現在の不動産ベンチャー企業に勤務し、「一棟貸別荘」の簡易宿泊業のプロジェクトをプロデュース。さらに、多忙な中でも、今年1年間で100本ほどのnoteの記事を書くというストイックさ。
たつのえみさんのnoteはこちら⇩
正直、対談を申し込んだものの、私の不勉強さが
露呈しないか、すごく不安でした。が、実際にお話しさせていただくと、「全く違った」というお話を今回したいと思います。
1.引き出し上手
たつのさんとは、初顔合わせ。
今回のLDLバディ対談のお題は「UターンIターンした理由」でした。私からたつのさんに質問しようとしたら、どんどん私のことを聞かれ、話しているうちに、すっかりたつのさんペースに。質問したいと思っていた私は答える側へ。
しかも、たつのさんがすごく相手のことを引き出し上手なので、つい話してしまい、あっという間に時間が過ぎていき、たつのさんへの「UターンIターンした理由」を聞きそびれてしまいました😅💦
次回は、しっかりnoteで復習して、たつのさんのパティシエだった時のお話や財務・会計のお仕事をされていた時のお話など、もっと引き出したいと思いました(笑)
2.一棟貸し別荘「SHELTER.(シェルター)」
たつのえみさんは、現在、神奈川県にある不動産ベンチャー企業に勤務し、一棟貸し別荘の新規事業プロジェクトに自ら名乗り出て、1号目の簡易宿泊業プロジェクトを山梨県都留市で物件探しから取得、リノベーションし、ホームページ作成、予約管理、オペレーションまでプロジェクトリーダーを任され遂行し、2024年7月にオープン。すでに予約が11月まではほぼ満室状態🈵素晴らしい👏👏👏
たつのさんがプロジェクトリーダーを務めている
一棟貸し別荘「SHELTER.都留」はこちら⇩
「宅建士」を持つたつのさんは、2年前に不動産ベンチャー企業に就職。就職したばかりの時は、不動産の売買契約を結んだり、契約書を作成・管理するのが仕事だったそう。
たつのさんが勤務する不動産ベンチャー企業では、地方のなかなか価値のでない「空き家」に特化した事業を中心にビジネスを展開。今までは、空き家を仲介し⇨解体(壊して)⇨新しい建物を建て替えることが主だったのを、建物をリノベーションして新たな価値を加えた宿泊施設運営のプロジェクトを始めた。
入社1年も経たずに新規プロジェクトに自ら立候補したたつのさん。
プロジェクトに参加しようか悩んでいる時にvoicyで木下さんの放送を耳にして、思い切って木下さんに相談したところ「やってみたらどうですか!」と背中を押してもらい、プロジェクト参加を決意し、さらに「LDLには宿泊業を営むメンバーもいるので、運営など相談にも乗ってもらえるのではないか」と木下さんから再度アドバイスをもらい、LDLへのにも加入したそうです。
たつのさんが空き家再生プロジェクトについてまとめたマガジンがすごく参考になります。
興味のある方はぜひご一読ください。⇩
都内から車で90分。約1,000平米の大自然の中に佇む一棟貸別荘。
名前は「SHELTER.(シェルター)」という名の通り、最近多発している自然災害や核兵器などの有事に備えて、プロパンガスで発電する設備を設け、いざという時でも、ある程度ライフラインが整い、何日間かそのまま過ごせる工夫をしている。
たつのさんは、物件探しからプロジェクトに携わったが、物件探しがすごく大変だったと話してくれました。
なかなか理想的な別荘は空き家になく、空き家として出ても人気ですぐに売り切れてしまう。今回の1号目は、先に別の方が購入に名乗り出たが契約が成立せず、ラッキーなことに契約できたのだそう。
ただ、貸別荘業は全く初めて。手探りでのリフォーム。初期費用(イニシャルコスト)をしっかりと利回りや資金計画を立てた上で予算に納められるようコントロールしながら、欲望やビジネスパートナーとも日々闘いながら、プロジェクトを進めていったそうです。
1号目ということもあり、リフォーム施工に時間がかかりすぎてしまった。
しかしながら、1号目をやったからこそノウハウが蓄積されたので、2号目はもっとリフォーム着工日数を短くし営業していきたいと話す。
「SHELTER.」は、チェックインからチェックアウトまで非対面式を採用し、完全なプライベート空間を演出。最大8名様まで宿泊可能で、大自然の中でBBQやサウナも楽しめる。
利用者は主に20代〜30代で、平均利用人数は6名〜7名。8名が1つ屋根の下で宿泊できる施設は少ないので、2家族で利用する施設としても選ばれていると話してくれました。確かに。
たつのさんのnoteの投稿で綴られている、空き家再生プロジェクトの奮闘してきた経緯を読ませていただき、こうして今回お話を実際に伺い、ぜひ宿泊に行きたくなりました。
3.常に学びを
たつのさんは、不動産会社に勤務しながら、ご主人と中学3年生と小学6年生の2人の男子を子育て中のワーキングマザー。【子育て】についても、note記事に書かれています。
そして、読書家であり、会社員として勤務しながら「簿記2級」に「宅建士」というかなり難問の資格を取得している。
たつのさんいわく「余裕や暇ができると不安になる」と。常に新しい挑戦にトライし、自ら磨きをかけているたつのさん。
物腰の柔らかい口調の中で、しっかり芯のある方だなぁと思いました。
そんなスーパーワーキングマザーのたつのさんから「一度聞いてみたかったんです。」と質問されたことが「どうしたら狂犬ツアーに参加できますか」という質問。
いやいや、これだけ行動を起こしている方からの意外な質問にびっくりしましたが、やはり母親が数日家を空けるというのは、ハードルが高いことなんだと思いました。
ちょうど中学3年生の高校受験を控えていることもあり、木下斉さんが自主開催している「狂犬ツアー」に参加したいと思いながら、なかなか申し込みできずにいると話してくれました。
「それはぜひ申し込みましょう!」
と、お話しさせていただきました。
木下斉さんの狂犬ツアーは、木下斉さんが各地域で取り組んでいる「稼ぐまちづくり」のレクチャーが直接聞けるというのが、一番の目的でもありますが、そこで出会う参加者コミュニティがすごく有意義な時間でもあり価値になっています。
普通に生活していたら出会うことのない人達と同じ時間を共有しながら一緒に過ごす時間は、視野を広げてくれます。
ぜひ、長男さんの受験が落ち着いたら、一緒に参加できたら嬉しいです。
4.対談を終えて
1時間半という短い時間でしたが、有意義なバディ対談の時間を過ごすことができました。
なかでも、話しの冒頭で、私が市議会議員選挙に出馬を検討していたことにも、大変興味を持ってくださっていたのが、すごく嬉しかったです。
結論では、今年10月の市議会議員選挙の出馬は断念しました。理由は家族の同意が得られなかったこと。私自身が揺るぎない「ビジョン」を描けなかった。自分の力不足にビビって出馬を断念しました。
何がなんでも自分の主張を訴え、リーダーシップがなければ、議会議員としての役目は務まりません。
自分の出来なさを日々痛感していた最中、こうして同じ子育て世代の方から議会への挑戦に興味を持って、話しを聞いてくださったことで、逆に「やっぱり私はやりたかったんだ」という自分自身にも向き合うことができました。
有意義な時間をいただけたことを、感謝します。
たつのさん、ありがとうございました!
LDL(Locally Driven Labs)は、継続的なオンラインコミュニティで「自ら行動する」を目的とし、自らのプロジェクト、また他のプロジェクトにジョインしながら実績を積み上げてラボです。