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飼育日記「めだかのきもち」⑫飼育環境を整える

メダカの飼育を始めるまでの2週間あまり、ネット上にある沢山の情報のお世話になった。

器、餌、水草、水質の管理、繁殖…予備知識はバッチリだった。実際は想定外の事か次々起きて、ハラハラドキドキだったが、次は何?と毎日ワクワクして待ち構えるくらい楽しい経験だった。

この記事を読んでくださっている方の中にも、これからメダカ飼育を始めたい方がおられるかと思い、短い間に知り得たことから、参考にしていただけそうなことをいくつか記しておきます。

①メダカ購入の際は、きちんと管理された観賞魚専門店*などで、大きさに差の無い(イジメを避けるため)、元気な(イジメに負けない)個体を選んでもらう。♂:  ♀の比率は1  :  2〜3位が落ち着くと感じる。

②一方的でしつこい追い回しを見た時は、強い方をしばらく隔離してみる。時間を置いて戻すと、新参扱いで大人しくなることもある。

③器は大きい方が水温や水質が安定するので望ましいが、ベランダでは、台風の時などに室内に取り込める大きさに留めておこうと思う。針子が育つ器や、隔離避難所となる器も必要なので、手頃な大きさの器数個を使い分けている。

④ヌマエビは水草や器の内側にドロリと付く苔をきれいに食べてくれるが、とにかく繁殖が旺盛!ベビーは小さくて可愛らしいが、一度の繁殖でどっと増えるので、数匹で始めるのが良い。

⑤水草は飼育者の目にも楽しく、メダカに酸素を供給したり、隠れ場所になるので、重要。

私が使っているのは、○ガガブタ…ミニ睡蓮に似た、6センチほどの浮き葉は、メダカが安心して身を隠せる。夏は5弁の白い花が次々と咲く。

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○「侘び草」…DAA(アクアデザインアマノ)開発の、数種の水草を寄せ植えしたもの。底砂に置くだけなので、初心者にも簡単。回遊しやすいように、伸びてくる草は手でトリミングしているが、大人しいメダカが安心できる隠れ場所にもなる。

○アマゾンフロッグピット…2〜3株あればどんどん増える浮草。ヌマエビの好物。○マツモ…水中に浮かべて置くだけで目に涼しい。卵が付いていることも。○ウィローモス…ヌマエビの住処として底に置いたが、メダカも卵を絡めやすいようだ。

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*吉田観賞魚     東京都八王子市柚木

創業100年を越す、観賞魚の老舗。淡水魚に関わるあらゆるものを備えている他、花や植木、ガーデニンググッズ、マルシェ、レストランなどもありベテランスタッフの親切なアドバイスが受けられる。

隣の市ですが、バスで15分なのでよく覗きに行きます。お近くの店を調べてみてください。  8.  8




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