下書きを抱えて過ごす日々、その①
ずっとどう文章にしたらいいか悩む日々。
早く形にしたいのに。
「今日元気ないね?」の優しい言葉に
「伝えづらいです」と答えるので精一杯。
本当の事を言ったら、押し付けてしまうかもと思って言えなかった。
昨日、手を拘束されたままミニトマトみたいに戦車で潰された若い男の子がいたんです。
令和に、信じられないくらい軽い肉体なって旅立った男の子がいたんです。
この空間にあの国を想って泣いてくれてる人は何人いるだろう。
本当はみんなに同じように知ってほしい。
今何が起きているのかを。
ダイエットの追い込みでファスティングをしていると仰っていた方が、食べ物のありがたみが分かります!と私に教えてくれて、
普通だったらなんてストイックなんだろう。とか美意識高くて素敵だな!と思えてたことが
今はただただ悲しかった。
私も彼らの事を想って、暖かいコーヒーを飲みながら友人と話した時、安全な場所で食べ物やコーヒーを飲めていることに涙が出そうになるほどありがたくて、申し訳ない気持ちになったから。
考え方が歪んでしまったわけじゃない。
自分の知っていた世界がほんの少し大きくなり、知らなかったことを知って、見え方が変わってしまった。
これって当たり前のことなのかな。
私が過剰に受け取ってしまっているのか、
それとも周りが麻痺しているのか、
情報が伝わらないこの世界がおかしいのか、
30年生きてきて、こんなに生きづらさを感じた事はない。
だけど知らないで生きているよりも、この辛さや恥ずかしさを抱えて生きていける方がずっといい。
伝えたいが大きくなりすぎて、
今日は周囲に対して責めてしまうような気持ちになってしまい、
ごめんねの気持ちになりました。
いいね!でもRTでもなくて
あの国の今を、これまでを、知ってもらう方法を探しています。
軽やかに伝えられる方法を、
彼らの命がひとつでも多く生きている間に、早く。
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