見出し画像

「仮面ライダーギーツ」第3話『邂逅Ⅱ:ゾンビ狩り』感想

注意

この感想記事は、本編視聴済みの方に向けての記事となっています。
感想を書くために本編の状況を書いているので、本編未視聴の方にはネタバレとなる可能性があります。
ネタバレを避けたい方は、先に本編を視聴することをお勧めします。

前座

皆さんこんにちは、毘迦摩(びかま)です!
感想がほぼ1週間遅れまして申し訳ないです。
自動車免許取るために色々忙しかったので…
それはさておき、今回は「仮面ライダーギーツ」第3話『邂逅Ⅱ:ゾンビ狩り』の感想を書いていきたいと思います。
それでは早速、ここからがハイライトだ!

本編感想

  • 俺はここにいる。たとえあなたが気づかなくても。必ず見つける。
     英寿のセリフですが、これで英寿の本当の望みに少し迫れた気がします。
    デザイアグランプリで「誰かと再会する世界」を望んだけれど、デザイアグランプリが叶えられない例外に当たってしまって叶わなかったから、適当な願いを叶えながらデザイアグランプリの本質を探っていると言うことかもしれないですね。

  • 平部長が無断欠勤なんて、一度もなかったんですが…
     景和は、平孝人が部長として勤めていた会社に聞きにいきますが、会社としては無断欠勤、孝人の家族としては失踪したということになっているようでした。デザイアグランプリを第三者に明かすことは出来ませんから、死んだらこうなってしまうのは仕方ないですね。

  • 祢音と英寿
     祢音が「家出大作戦」の配信中に、英寿がふらっと登場しました。
    英寿が祢音に何故配信をしているのか聞くと、「自己表現だよ。運命の人に私を知ってもらいたいの。」と言います。
    厳しいと言うか、自分が敷いたレールを歩んでもらいたい祢音の母親・鞍馬伊留美の下では、やっぱり自由がないんでしょうね。だから運命の人に自分を見つけてもらって、窮屈な今から抜け出すために配信を行なっているんだと思います。
    また、祢音の「運命の人」という言葉に、英寿は反応していて、のちにギーツがナーゴを助けることになる伏線のようにも感じました。

  • デザイアグランプリ第2回戦:ゾンビサバイバルゲーム
     ゾンビの大群が街の郊外に到達するまでにゾンビを全滅させ続けるゲーム。ゾンビの大群は第3ウェーブまであり、ゾンビに噛まれた人はゾンビになってしまう。
    また、このゲームはスコア戦であり、スコアが最下位だった1名は強制的にリタイアとなるようです。
    そして、ウォーターレイズバックルを見つめる英寿に、道長が「怖気付いたか」と煽ります。
    そこで、英寿は道長に対して「もし俺の方がスコアが上ならお前のバックルをいただく」と勝負を持ちかけました。
    やはり、この2人はデザイアグランプリ経験者の余裕というか、ゲームをゲームとして楽しんでいる感がありますね。

  • 変身!
     始まった、デザイアグランプリ第2回戦:ゾンビサバイバルゲーム。
    ジャマーエリア内に転送された6人は、各自レイズバックルをデザイアドライバーにセットして、変身しました。
    6人の変身シーンを見て、今作の仮面ライダーの変身ポーズは結構シンプルなんだなぁと感じました。
    過去のライダーオマージュのような変身ポーズをしている人もいて、リアタイしてる時にクスッときましたね。
    ギーツがアームドシールド、タイクーンがアームドアロー、メリーがアームドシールド、バッファがゾンビ、ナーゴがアームドハンマー、ダパーンがマグナムでした。

  • 幸運なタイクーン
     ジャマトを倒すのではなく、一般人を救出することを優先したタイクーン。すると、「SECRET MISSION CLEAR」とアナウンスとともに、ブーストレイズバックルを獲得しました。
    本当にタイクーンは豪運と言うかなんというか、2回連続でブーストレイズバックルを獲得するってすごいですよ。
    シークレットミッションと合わせて、ゾンビサバイバルゲームのスコア表では、一般人の救助での加算スコアが他よりも高くなっていました。
    1話で、豪徳寺武が景和と祢音を助けることを優先した理由が分かりますね。
    でも、その時に道長が言った、「スコア稼ぎだろ」と言うセリフも間違っていなかったと言うことになりますね。
    やっぱり、豪徳寺さんは善人じゃないのでしょうか…

  • 第1ウェーブ終了
     第1ウェーブ終了後の休憩所内で、スコアの開示が行われました。
    1位:ギーツ、2位:バッファ、3位:ダパーン、4位:タイクーン、5位:メリー、6位:ナーゴでした。
    第2回戦開始前の約束通り、道長は英寿にゾンビレイズバックルを取られます。
    通路で、道長は奏斗に手を組まないかと持ちかけられました。(3話内だと共闘らしい共闘はなかったけど…)

  • ダパーンとナーゴ
     第2ウェーブが始まり、アームドハンマーだけでは対処出来なくなってきたナーゴ。
    そこに、ダパーンがさっきは言いすぎたと言って手を貸してくれます。
    2人で協力の流れになったところで、ダパーンがナーゴに対して攻撃をしてゾンビの大群の中へ突き落としました。
    休憩所とかでの態度で分かってたけど、やっぱりダパーンがクソゴミだなぁと思いましたね。

  • ダパーンとギーツ
     絶体絶命のナーゴの元に、ギーツが現れます。
    ゾンビフォームでゾンビ達を蹴散らすと、ダパーンは激怒し、ギーツに攻撃を始めます。
    ギーツは、「そっちがその気なら、手加減はしない。」と言って、屋外へ向かって走っていきました。

  • さぁ、ハイライトだ。
     ギーツがジャマトと戦っているタイミングを狙って狙撃しようとするダパーン。
    しかし、その銃撃は、ギーツがリボルブオンすることで避けられてしまいました。
    ダパーンに向かってジャマトを蹴り上げるギーツ。そのジャマトをダパーンが狙撃すると、ギーツはダパーンの後方まで迫っていました。
    ダパーンに蹴りを喰らわせた後に、必殺技を放ち、ダパーンを変身解除にまで追い込みました。

  • あいつはゾンビに噛まれてる。
     変身解除させられたダパーンを見て、道長は英寿に「血迷ったか?参加者を攻撃したら減点だぞ。」と言います。
    しかし、スコア表を見るとギーツは減点されていませんでした。
    戸惑いを見せる道長に英寿は、「あいつはゾンビに噛まれてる。」と言います。
    奏斗の左腕に毒々しい噛み跡とそこから広がっている傷が映ります。
    ダパーンがゾンビにゾンビとして認識されていたのを見て、噛まれていると判断したと英寿は言います。
    実は、第1ウェーブの最中、ダパーンの背後から迫っていたジャマトにダパーンは噛まれていたのでした。
    リアタイ中に自分も、これは何か起こるなとは思っていましたが、ダパーンが噛まれる可能性というのは考えていませんでした。(ベタなのに)
    ナーゴに協力しなかった代わりに大ダメージを受けるのかなと思いましたが、休憩所では何ともなかったように見えたので、なーんだと思っていたら、まさかのゾンビに噛まれていたとは。
    バンバンライダーたちを追い込んでいく脚本、流石です。

  • 奏斗の願い
     奏斗は、普通に高校生活を送っていた時に交通事故に巻き込まれます。
    それがきっかけで、この世界に絶望感を抱き、デザイアグランプリに参加した時に望んだ願いは、「人類が滅亡した世界」でした。
    祢音も言ってますが、「自分が不幸になったから、周りも不幸になればいい」という考え方ではなく、「自分が不幸になったから、幸福になりたい」という考え方なら良かったのになと思いました。
    まぁ、要は奏斗は自己中だってことですね。
    メンヘラの根暗インキャが考えそうなことです。
    病んでるなら精神科なり心療内科なり行きなさいよ。

  • 私、ここで退場かな…
     休憩所で突如倒れ込んだ祢音。森魚と景和が駆け寄ると、祢音もゾンビに噛まれていたことが判明します。
    「私、ここで退場かな…」と祢音が言うと、「いや、まだゲームは終わってない。」と英寿が声をかけます。
    ここで、第3話は幕を閉じました。

疑問点・考察点

  • ツムリの「それはジャマトにしか分かりません。」とは、どういうことか。
     「ジャマトにやられた人も復活させられるって言ってましたけど、平さんは今どこに…?」という景和の問いに対して、ツムリは、「それはジャマトにしか分かりません」と答えました。
    これはどういうことなのでしょうか。
    自分が3話終了後にTwitterで見つけた考察で興味深いものがあったので紹介しておきます。
    それは、「ジャマト側のデザイアグランプリも開催されているのではないか」です。
    詳しく言うと、デザイアグランプリでジャマトにやられた人は、ジャマトになって、人間として生き返るためのジャマト側のデザイアグランプリが開催されているのではないか、ということです。
    この考察が正しければ、ツムリのセリフは、デザイアグランプリでジャマトでやられた人の行方が、ジャマトにしか分からない=やられた人はジャマトになっているということを暗示していることになります。
    ギーツの脚本が、エグゼイドの高橋さんですから可能性は大いにありそうです。
    エグゼイド内で、ゲーム病で消滅した人々はプロトガシャットにデータとして保存されていたわけですから、「デザイアグランプリで死んだ≠復活方法がない」とも限らないと思います。
    この考察が当たったとして、どのタイミングで明かされるかが気になりますね。

最後に

ということで、第3話感想でした。
まだ3話なのに目まぐるしく状況が変わって本当に面白いですね。
まぁ、GANTZの作者が仮面ライダーギーツに噛み付いているらしいですが、あの作者はさまざまな作品に噛み付いているらしいので放っておきましょう。
話が変わりまして、第3話公開週は、ギーツもドンブラザーズも面白くて最高の週でした。
来週以降も楽しみたいなと思います。
というわけで、第3話の感想記事を締めたいと思います。
それでは、次回もハイライトだ!毘迦摩(びかま)でした〜!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?