ミュンスター

ビジネスにアートを取り入れる時、初めに知っておきたいこと

アートをビジネスに取り入れる。

その時に、まず初めに大切なことは何か? というと、ビジネスパーソンが作家に「感化されること」ではないかと思います。つまり、アーティストの作品に触れて、自分の感性や物の見方が変わってしまうこと。これを『アート・イン・ビジネス』(有斐閣)では「内在化」と呼んでいます。

もしもこれがない場合、「ひとまず作家に商品ビジュアルを描いてもらおう」などと、アウトプットが限られてしまう。もちろんそれもありですが、内在化を踏まえると、作品をつくる過程やそもそもの問題の捉え方など、様々な面でアートから学べることが見えてきます。(詳しくは、NewsPicksの記事にて)

美術回路のnoteのテーマ

今まで書いてきたnoteのテーマは「内在化」。執筆者や、掲載企業の方々のアートとの出会い、内在化、そして実践へと至る過程が書かれています。

なかでも好評だったのはこちら。

自分があるものを好きになった原体験を、言葉にして共有する場ってなかなかないもの。これまでの美術回路のnoteを読むと、十人十色の言葉で、アート・イン・ビジネスに携わることになった道のりが見えてきます。

「アートがビジネスとどう結びつくのか?」と疑問に思う方は、よければ見てみてください。

そして「アートと出会いたい」と思った方は、まずはギャラリーマップ(東京アートビートなど)を見てギャラリーに足を運んでみるのはどうでしょう。イベントやギャラリーのオープニングに行ったりして、作家の思考を直接聞いてみるのもおすすめです。作品を集めている人と、友達になるのだっていいでしょう。内在化は、ひょんなところから始まります。

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