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本物の香りでHAPPYをパート③

香水について、3回目の記事となります。

身近でありながらも、意外と知らない、知られていない香水(フレグランス)。知れば知るほど奥深い文化だということに気づかされます。3回目は「フレグランスはアート」という視点から、香りの世界・成り立ちをお伝えしたいと思います💐

フレグランスの2つの役割

1、コミュニケーション
身だしなみ、ファッション、パーソナリティなど、良い香りを身につけて相手に自分を伝える素晴らしいコミュニケーション手段です。

2、アロマコロジー
アロマとサイコロジー(心理学)を結びつけた造語で、香りが心にもたらすポジティブな効果を言います。

私たちは無意識に匂いを発信して、人とのコミュニケーションをはかっています。その匂いが文化として高められたのがフレグランス。

日本ではあまり浸透されていませんが、人類の長い歴史の中で人々を魅了し、心を豊かにしてきたのがフレグランス文化なのです♪

フレグランスの原料である香料を得るための蒸留法は、アルコールの発見により始まりました。フランスにフレグランスが誕生するのは16世紀で、香水のメッカと言われている南フランスのグラースは、もともと皮革産業が盛んで、皮手袋を作る職人達がなめし皮の臭いのマスキングに香料を用いるようになり、それがフレグランス産業への転換へとなっていったそうです。

香料について
天然香料と合成香料とがあります。
(天然香料は約200種類、合成香料は約3000種類程度)

①天然香料
植物から採取される植物性香料(花、葉、全草、木、樹脂、根、果皮、種など)と動物性香料(ムスク、シベット、カストリウム、アンバークリス、ビーズワックスなど)があります。
*現在、ワシントン条約の規制によりムスク(麝香 雄のジャコウジカの腹にある香嚢)・アンバー(マッコウクジラの腸内に発生する結石)は代替香料を使用することがほとんどです

②合成香料
合成香料は19世紀に発明されました。合成香料の発達により、安定的に、安価に、大量生産が可能になりました。結果、フレグランスは見えない宝石として、美しいものを表現するアートとして特権階級の嗜みとなります。

*現在有名ブランドをはじめ多くのフレグランスは合成香料が使用されています

フレグランスはアート

調香師はパフューマーと呼ばれます。
数百数千の香料から、表現しようと思うコンセプトにあったものを選び出し、配合比率を決め処方。まさにレシピです。フレグランスは単に香料を混ぜ合わせたものではなく、アート作品なのです。

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ボトルもまたアートの一部です。コンセプトを表現する作品の一部として、デザイン・パッケージをどうするか、香り同様に欠かせません。

そしてネーミング!作品の象徴と言える大切な要素です。

フレグランスが語りかけてくるストーリーを嗅覚で感じつつ、視覚でも楽しみ、ネーミングに込められた意味に想いを馳せる。

せわしなく過ぎる日々ですが、一歩立ち止まってアートを感じ、生活を豊かに。そんなライフスタイルを過ごしてみるのはいかがですか?😊

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《レジュイッサンス》
フランス語で慶事・慶典・祝賀を表します

天然香料100% 合成香料不使用
全国で1万個のみの数量限定品です

女性はもちろん、男性にもオススメの香りです

パート1
https://note.com/bihadalife/n/n7ffaae44effd

パート2
https://note.com/bihadalife/n/n489c48407af7


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