ととのえファーム～It's a piece of cake！～

先日、お誕生日のお祝いに"ショートケーキ"を頂きました。今年の誕生日は｢プチ断食期間｣の最中だったので、1週間遅れくらいで頂きました。私、ケーキの中で一番大好きなケーキが"ショートケーキ"。そして、昔からケーキを食べる時、毎回きまって｢It's a piece of cake.｣というフレーズを思い出します。

｢楽勝だよ！｣

その意味を知ってから、私はなんだか1年のお祝いのルーティンみたいな、願掛けみたいな感じで、誕生日はショートケーキでスタート！ということを実践しています。実践という言葉を使うほどのことではありませんが、笑。でも、その度に｢楽勝だよ！｣を思い出し、カラダに取り込んでいることだけは確かです。

同時に、思い出すエピソードがあります。私が高校3年生のとき。当時の担任の先生、私たちは｢おばあちゃん先生｣と呼んでいました。冬のある日、私が日直の時。ストーブに灯油を入れるしごとをサボって友人たちとおしゃべりしていました。すると、｢まっちゃん！灯油入れてないでしょ？入れたことある？ちょっと来てごらん｣と、私を呼んで、灯油のある場所、入れ方、片付け方など…一通りのことを付き添って教えてくれました。その時まで、私は一度もそのしごとをしたことがなかったので、｢あー、誰かがやってくれていたんだな｣とその時はじめて気づきました。そして、｢おばあちゃん先生｣が続けて言ったんです。

｢まっちゃん。何でもやったことがないことは、面倒くさそうに思えたり難しそうにみえたりするものだけどね。案外、やってみると何でも簡単にできちゃうものなんだよ｣

今でもよーく思い出すことばです。何度も背中を押してもらったことばです。社会に出てからの方がものすごく響くことばでした。

欲しいもの、好きなこと、叶えたいことは｢ことばにする｣と案外引き寄せるものですよね。今年は私自身、笑っちゃうくらい、誕生日プレゼントに仮面ライダーグッズばかりを引き寄せました。本当にありがとうございます。変身アイテムやマグカップ、珈琲などなど。

もはや…｢私は変態だな｣と静かに思いました。しかし、よくよく考えると、｢変態｣は｢形や状態が変わる｣こと。なるほど…私は仮面ライダーの｢変身｣を引き寄せたんだ～なんて思ったりもしています。

｢ことば｣は大事。
やはり、口にしたことが叶えられていくもんなんですよね。嘘でも本当でも。

だから、"素直な人"はそれだけで、じゅうぶん幸せなんだなって。
"夢を語る人"はそれだけで、じゅうぶん幸せなんだなって。
好きな人を好きだという。
やりたいことをやりたいという。
思っているだけじゃ、本当に望むものと｢共生｣する前に、人生なんて終わっちゃうんだろうなって。

ことばの力、私は信じています。
そして、イメージ。
私は信じています。
心を込めたことばと鮮明なビジョンが一つになったとき、私は、人生の節目や転換期として、"ショートケーキ"が目の前にあらわれるんだなって。
誕生日は、やっぱりいくつになっても、誰にとっても、｢おめでとう｣な出来事であって欲しい。生まれたとき、死ぬときが、人間の最高の｢意識｣｢魂｣が実現するのではあまりに悲しい。人間まっ只中を生きている｢今｣があまりにうかばれない。｢成長期間の旅路｣こそ、最高の｢意識｣｢魂｣の実現の連続でありたい、そんな風に思います。いつも、それが大それたことじゃなくても、｢自分史上最高｣なら、それでいいんじゃないかって。

誕生日は、生と死を見つめる日なんじゃないかと。生きている人間、誰にだって年に1回必ず訪れる、ネクストステージへのお祝いごと。たいていの人が、1才年を重ねるというルールにのっとって生きていると思うんです。

そして、真っ赤なイチゴがのった、最高にビジュアルもかわいい"ショートケーキ"が、これから新しい1年を生きる私に、メッセージをくれるんです。甘い味に、年々深みをプラスして。

｢It's a piece of cake！｣

つい先日、noteでも、未来ビジョンで｢農業｣を始める準備に取りかかったとお話しさせて頂きました。有難いことに…このタイミングで"畑"が手に入ったんです。しかも、｢野菜ができたらちょっとくれればそれでいいよ｣って。早速、軽く下見をしてきました。いくつか点在して"畑"があるけど、山側はイノシシとかが荒らすらしく…なかなか大変らしい。ひとまずの目標としては、今年いっぱいで土を耕して、来年の春に種まきをする！と決めました。

畑の名前は、｢ととのえファーム｣です。

まずは…腰痛と相談しながら、私は大地と向き合ってみたいと思います。自然という、最も偉大な｢いのち｣と対話しながら。

有難い。
本当に、有難いです。