台湾ビール・紅茶ラガー

今回は台湾のビールで、アッサム紅茶を使った３％のフレーバービール。
最近のローアルコールビールのムーブメントに合わせつつ、カワイイラベルデザインで特に女性にアピールしてるのかなぁという認識。
メーカーの台湾菸酒公司さんはビール古参勢にはお馴染みで、パイナップルビールやマンゴービールが有名。

　プルタブを起こして注ぐと嘘くさいレベルの紅茶の香り。紅茶っつーか～フレーバーっつーかー、香料ですかねぇ？みたいに思わなくもないけど、特に嫌みではないので問題もない。
　ビールからは華やかさと甘さも感じ、味もしっかりと紅茶してる。そして甘い。ビールの麦芽感はあることはあるくらいの程度。
　まぁ台湾ビールさんは他の銘柄もフレーバー優先なフルーティーなビールカクテルといった塩梅なので、この紅茶ラガーもその路線。日本で言うと北海道麦酒醸造のフルーツビール路線が近いかも。

　甘さは先行しててスティックシュガー1本入れときましたくらいに感じはするがベッタベタに甘いわけでも無く、フルーティーで落ち着いた味だし紅茶感はキツ過ぎないくらい（カクテルビールという感覚で捉えると）。そもそも炭酸紅茶が好きじゃないとか、甘ったるい紅茶は好きじゃないとかそういうアレもあるから、万人には勧められないし私もそんなに好みじゃあないけど、これはこれでしっかり成り立ってる良いビールと思いました、まる。

台湾ビール・紅茶ラガー
スタイル：フレーバービール、ラガー
国：台湾
醸造所：台湾菸酒公司
原料：麦芽、糖類、米、ホップ、紅茶パウダー、紅茶エキス
アルコール度数：３%