bigtank66
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MVアグスタとハスクバーナ。
photo MV AGUSTA
text Katsuhisa Mikami
三上勝久
1965 年東京生まれ。20歳くらいからオフロードライディングに取り組み始め、1992 年SCORE BAJA1000 に参戦。以降10回 BAJA1000 に参戦している。雑誌rider 元編集長。
5月にイタリア、ヴァレーゼに行ってきた。KTM の親会社であるピエラ・モビリティが、ヴァレーゼに本社を置く
エンデューロ日記 No.46 - 雨、泥、寒さ。エンデューロとは何か
英国のライダーがウェットコンディション、スリッパリーなマディに強いと定評があるのにはいくつかの理由がある。ひとつは、ほとんどのライダーがトライアルのバックグラウンドを持つということ。幼少期、はじめて触れるのがトライアルライディングということが多い。モトクロスは危ないから、とトライアルを勧める親が多い。もうひとつには全般に雨が多い島国であること。特にスコットランド、ウェールズは雨が多く、ある年の7月
もっとみる砂漠の思い出 - 三上勝久
text Katsuhisa Mikami
今から17 年前のこと。僕はエジプトで開催されていたファラオラリーにカメラマン兼レポーターとして訪れていた。移動は、雇い主が手配してくれたレンタカーだ。そこそこポンコツな、パジェロだったと思う。 毎日のルーティンは決まっていた。朝、スタートシーンを撮影して、すぐにコースをショートカットしてスペシャルステージの中間地点に向かい、そこで撮影する。その撮影が
エンデューロ日記 No.45 - 真のプライズが宿るものとは
毎年12月に東京で開催されているMFJ MOTO AWARD(モトアワード=一般財団法人 日本モーターサイクルスポーツ協会主催の年間表彰式)では、ロードレース、モトクロス、トライアル、エンデューロ、スーパーモトの全日本選手権シリーズのランキング表彰を始め、世界選手権功労賞など、多くの特別賞も併せて顕彰されるものだが、その中に、エンデューロ特別賞として「ベルナード・ホジキンス記念トロフィー」というも
もっとみるFactory Bike - タディのインドアウェポン - GASGAS 4T 350
エクストリームエンデューロのマエストロがFIMスーパーエンデューロとAMAエンデューロクロスという2つのインドア選手権で勝利するために作ったスーパーウェポン。フルモデルチェンジした4ストローク350マシンはどのようなコンセプトで仕上げられているのだろうか。
Text & Images : Future7Media Team
狂気のレースを戦う
異常な兵器の真実 私たちがファクトリーマシンを紹介
Interview ジェーン・ダニエルス 「女子チャンピオン ダカールへ」 No.248より
2023年、8戦全勝で4度目の女子エンデューロ世界タイトルを獲得したジェーン・ダニエルズはダカール2024に挑戦する。
ゴットランド島へ 4度のエンデューロ世界選手権ウイメンズクラスチャンピオン。ISDEでも英国女子チームのエースとして活躍し、2022年にウイメンズワールドトロフィを獲得。エルズベルグロデオ、SSDT(スコティッシュ6日間トライアル)にも挑戦してきた彼女が次の目標とするのは、他で
Roadbook 三橋淳 「デジタルか、紙か?」 No.248より
2023年のダカールラリーの写真、だそうだ。私がダカールラリーを最後に走ったのは2016年。すでに8年も前の事だから、今のダカールラリーの写真を見せられても、コメントしようがない。ので、単純に解説するということになる。
本来なら2023年には紙のロードブックを廃止して、デジタル化されるはずだった。けれども、ライダーからの反対で延期になったという経緯がる。なんで反対したんだろ? みんなはどう思う
TIME TO RIDE 大鶴義丹 「Door Of Adventure 秋の陣」 No.248より
毎年楽しませて頂いている、人気コマ図ラリーイベント「DOOR OF ADVENTURE」の2023年秋の陣が行われた。
場所は福島県鮫川村で、ここでの開催はコロナ前から5年ぶり。当時私はアフリカツインで参加したのだが、福島の林道の奥深さに大感動した記憶が残っていた。この林道のボリュームと適度な難易度といい、福島と言うフィールドは東京からの距離を考えても、林道遊戯派には特筆すべきエリアだと思う。
Parc Ferme 「エンデューロのメカニックとは?」 No.248より
Image : ISDE France2022 - Future7Media
Text : Hisashi Haruki
エンデューロという競技の起源は、モーターサイクルとそれに関連するイクイップメントの性能向上、そしてモーターサイクル操縦技術の鍛錬に資する「トライアル=試験」にある。その目的を現在まで継承していることから、他のモータースポーツとは違った特徴を持っている。その大きなもののひとつ
日高。2023 「ザ・クラシックエンデューロ」 No.248より
1984年に苫小牧市で開催されたITDEをその源流とする伝統の2日間競技がウイルス禍による休止を経て4年ぶりに開催された。レベルアップ著しい最高峰クラスから、一度は日高を、と目標にしてきたライダーまで、国内外から240名の選手が秋の日高山脈に集まった。
JAPAN ENDURO CHAMPIONSHIP R5
MFJ全日本エンデューロ選手権 第5戦
2023年9月15~17日 北海道日高町
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ヒダカ。「1989年以来の念願」- サイモン・ペヴィの場合 No.248より
Phoro : Satoru Ii
ENDURO IN JAPAN - SIMON PAVEYサイモン・ペヴィ
ラリー&アドベンチャーライダー。オーストラリア生れ、英国ウェールズ在住。ダカールラリーで8度完走。英国ヘアアンドハウンドチャンピオン。Off Road Skills Ltd主宰
ダカールライダー 私はダカールラリーを中心にラリーとアドベンチャーライディングに取り組んできました。ダカー
ヒダカ - ローレンス・ハッキングの場合 「情熱を共有すること」 No.248より
ENDURO IN JAPAN - LAWRENCE HACKING
ローレンス・ハッキング
カナダのモーターサイクルジャーナリスト。ISDEにはカナダ代表チームでの出場も含めて何度もシルバーメダルを受ける。カナダ人初のパリダカ完走者でもあるベテラン。ENDURO GPカナダ大会を2年続けて主催した経験を持つ「エンデューロマン」だ
Image : Satoru Ii
モーターサイクルの醍醐