200419[皐月賞]落としたものは・・・

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↑那須塩原のイオンモール。新型コロナウイルスの影響というわけではない。(2019年撮影)

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落としたものは・・・

桜花賞。無印3頭決着。直線は無理だ~って思った。いい加減当たっていないので、そろそろ当てていきたいところ。

生きていれば何かを失ったりする。こうやって明け方の空が綺麗な時間帯を、ブログを書いては消してを繰り返して過ごしている僕もいつだって何かを探してるし、その何かを見つけられないままいつの間にかどこかに置いてきてしまったりしている。

まぁ詩的な文章を書こうとして失敗しているのは置いておいて、人が落としたものを拾う役回りになることが時々ある。というか、まぁみんなあるんじゃないかなとは思うけど。

この間は、電車の中で、イヤホンを落とした人がいたので、追いかけてそのイヤホンを渡した。どうも、と感謝の言葉をかけてその人は階段を降りて行った。僕はもともと降りる予定ではなかった駅で、次の電車を待った。

イヤホンといえば、中野ブロードウェイに一時期通っていた時期に、市街地でおばあさんに声をかけられた。「これ、あの子のなの!」おばあさんが指さす先に茶色いリュックを背負った女の子がいた。「行って渡してきて!!」僕は走り出した。「彼女にこのイヤホンを届けたい!」50m8.3秒の俊足を活かし、女の子にイヤホンを届けた。隣の男に「何お前?」みたいな感じで見られたけど、イヤホンを渡して、「まぁ、お礼を言うならあのおばあさんに。」そう言うと2人ともにっこり。めでたしめでたし。
ぬいぐるみを拾った時はすごく緊張した。何せ、落とした人がめちゃくちゃ可愛い女子大生だったのだ。当時僕はいたいけな高校生である。「ア、ア、ア、あの!」当社比1万%の勇気で声をかけた。「あー、ありがと笑」「ストラップ、外れちゃったんだね。」「ってか、こっちが壊れるのかー、まぁいいや」感情薄いなぁ。と思った。
場外馬券売り場で100円玉を拾った時はモヤモヤしたことだけを覚えている。転がってきた100円玉を、とりあえず近くにいたおっちゃんに渡してみた。「いや、それは僕のです」おじいさんに声かけられる。渡した先のおっちゃんに聞いてほしいなぁ。「あ、さっきの、この人のみたいです。すいません。」なんで俺が謝るん?みたいな。

あと落とすといえば、単位かな。

大学時代のレポートを見返してみると、思い出したことがあった。出席日数は足りなかったけどレポートを出したけど、単位がもらえちゃって困った。みたいな話がある。

要するに、本人としては就職が決まらなかったので、出席日数を足りない講義で単位を落として留年する予定だったけど、先生のことは好きだったので、レポートは出した。で、先生は出席日数は足りてなかったけど、レポートの出来が良かったから単位をあげた。で、単位が来たから卒業できちゃって困った。

「ってことがあったから、なんか事情がある人は言っておいてね笑」

なんだよそれ!恋文かよ!って思わず叫びそうになった。

恋に落ちる。という言葉があるけど、ところで新海誠作品「天気の子」は真実の愛の物語である。

「天気の子」は真実の愛の物語である。

めちゃくちゃ泣いた。異性と行けば恋が始まって、すでに恋仲の男女が行くならば入籍間違い無しのエモーショナル作品である。僕はこの映画が本当に美しく素晴らしいものであることを力説したが、やはり基本的に信用されていないので、周りからの反応は薄かった。

暑い、夏の日に、映画を見たその足で文庫版を買ってきた。店員の女の人に「カバーはいらないです。袋入れてください。」と声をかける。

本屋でバイトをしていたことがあるので、カバーをかけることの面倒くささはよく知っている。個人的には家に帰れば何の本かわからなくなってしまうブックカバーの良さが分からない。ただまぁ外でタイトルや表紙がむき出しのまま本を読みたくないという気持ちもわからなくはない。とりあえず、袋は欲しいので袋はくださいと言う。

「キャンペーンで特別なカバーをお配りしてますが、そちらもよろしいですか?」

え。何それ欲しいじゃん。

「え。欲しいです。お願いします。」

情けねぇ~~~と我ながら思った。

「こちらになりますね!カバーしちゃいますか?」

特別なカバーは1枚ペラっとした紙だった。こういうものは袋に入れてしまうと折れてしまい不格好になってしまうので文庫本にそのまま巻いてもらうことにした。

「付けづらいタイプですよね、それ。」

自分も本屋で働いてましたよ。ツラいですよね。わかります。アピール。

「私この映画観たんですよ~!すっごい良かったですよね!」

「僕もさっき観てきたばかりなんですよ!ホントマジで感動しました。すげー良かったです!」

夢に僕らで帆を張って~!♪
完全に恋が始まる音がした。いや、ここで恋が始まらなかったら終わりだよ。僕らの心が言う。恋が言う。生きろと言う。

はっと我に返り、お釣りを受け取り出口へ足を踏み出した。

「ありがとうございました~」

結婚指輪をしている店員さんが言う。

2020 皐月賞 予想

日々、新型コロナウイルスが拡散している。緊急事態宣言の対象が日本全国に拡大し、我が茨城県は特定警戒都道府県になった。東京と肩を並べたぜ。個人的にはこの2日間がそれぞれ700人陽性とならなければ日本はまだ新型コロナに負けないと思っている。きっと大丈夫。明るく前を向いて生きていこう。
さて、早速だが、本命は◎サリオス。サウジアラビアRCでクラヴァシュドール(前走桜花賞でめちゃくちゃ強かった。次走注目)に先着。朝日杯で先着したタイセイピジョンもアーリントンカップを快勝。能力はめちゃくちゃ高い。

〇ダーリントンホール。共同通信杯は出世レース。競り合いを制した内容も好感。葉牡丹賞は臨戦過程が微妙だった。

▲サトノフラッグ。弥生賞は非常に好内容だった。捲りきる競馬はスタミナが無いとできない。

△コントレイル。ホープフルSはそこそこ強かったが、クラシック戦線はどうか。

クラシック戦線、牡馬についてはマジでわからん。

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来週は競馬予想は無し?マイラーズCを軽くコメントして終了にしたいと思ってます。コラムメインになるかも。

ではではまた来週!

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以下、写真集

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↑奥多摩の湖。山々が映って美しい。(2019年撮影)

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↑奥多摩ロープウェイ。完全に廃墟となっており、趣がある。

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↑奥多摩ロープウェイ。ゴンドラだけが取り残されており、時間が止まったままでいる。

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