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(F57) 「Google翻訳」から「DeepL翻訳」へ乗り換え!-1 (2020.3.27) by monk2mac より抜粋加筆しました。

⑴ 「DeepL翻訳」

今まで9言語(英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、オランダ語、イタリア語、ポーランド語、ロシア語)をリリースしていました。

この9言語に日本語と中国語の2言語が3月19日に追加されました。

日本語訳でテストした方の評価は、今までの9言語と同様高評価でした。


⑵ 日本語に対応したDeepL翻訳を使ってみた

「DeepL翻訳」のWebサイトでは既に日本語と中国語の他社比較も掲載されていました。

比較しているのは「Google」、「Microsoft」、「Amazon」。

その中でもダントツで翻訳精度が高いとの結果です。


もう一点私が「DeepL翻訳」を評価するのが個人情報を収集しない企業姿勢です。

「DeepL翻訳」はドイツのスタートアップ企業「DeepL」社が開発・リリースしています。

ドイツ在のため、EUの「DGPR(一般データ保護規則)」準拠です。
個人情報を吸い上げ企業に売るビジネスをする心配はありません。


その中で少々心配は「DeepL」社がデータ解析のため「Googleアナリティクス」を使用することです。

「DeepL」社は匿名可能で使用するとのことですが、
素のデータが一時的でも「Google」に渡れば「DeepL」社に内緒で抜き取り他のデータと紐付けされ悪用される可能性もあります。


⑶ 「DeepL翻訳」を知ったのとほぼ同時に「Google」から連絡がありました

それによると利用規約の変更で「Google翻訳」などはログインしないと利用できなくなるそうです。

今まではログインしないで利用していたのですが、
今後はそうはいかなくなります。


「Google翻訳」を使い続けるには、
個人情報を吸い取られる覚悟が必要になりました。

その点からも「DeepL翻訳」が日本語対応したのはグッドタイミングです。
「DeepL翻訳」への乗り換えは必須になりました。


⑷ 「DeepL翻訳」は無料プラン以外に有料プラン「DeepL Pro」を3つ用意

「DeepL翻訳」有料プランの特徴は以下です。
「文書を丸ごと翻訳」

でも、「DeepL翻訳」なら原文をドラッグ&ドロップするだけで、まるごと翻訳してくれます。
いち早くレポートや論文などを読みたいユーザーには嬉しいサービスです。

ただし、現在「文書を丸ごと翻訳」に対応しているのが、
「Word」、「PowerPoint」、「テキスト」の3フォーマットだけで、PDFが含まれていないのが残念な所です。


❶Google翻訳は、
文の流れがギクシャクしており、意味をくみ取るにはある程度読み手による補完が求められる所があります。

❷DeepL翻訳は、
日本語の語順や助詞の使い方がこなれていて、読みやすく分かりやすい印象を受けます。

私は上海在住11年目。 2020年2月、在中国日系企業を対象とする、 「⺟国語で現場情報を引き出す、社内コミュニケーションツール」 を無料リリースしました。 コラボしたい方、ぜひお待ちしております。 bigluck777r7@yahoo.co.jp