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(B77) スクラム採用は多くの実現期待できる採用手法-3 by 地蔵重樹 (2019.7.16)より抜粋加筆しました。

⑶ スクラム採用では以下の効果が期待できます。
①採用力の向上
多チャンネル経由での採用機会が増えるため、
採用効率が高まり、人事担当者の負荷も減らせます。

②社員のエンゲージメント向上
エンゲージメントとは、愛社精神です。

採用活動は人事担当者任せではなく、
全社的に取り組むため、以下の活動に携わることで、
自社への理解が深まり、愛着も湧く効果があります。

ⓐ求人の文言を作成する
ⓑ自社の魅力をアピールする

③最大の期待は、優秀人材の採用確率が高まること

業務内容と人材要件を理解している社員が採用に携わっているため、以下ができます。
ⓐ企業と人材あるいは職場と人材のマッチ度が高まります。
ⓑその結果、離職率も下がることになります。


⑷ スクラム採用を導入するための注意点
①採用プロジェクトをリードする人事担当者が、
スクラム採用を導入することの意義を全社員に理解させなければなりません。

ここを怠ると、人事担当以外の社員たちにとって、
採用活動が他人ごとになってしまうためです。


②スクラム採用には、以下の説明が必要です。
ⓐ会社や社員にどのようなメリットが生じるのか、
ⓑどのようなことを実現したいのか

このとき、経営陣がスクラム採用へのコミットを示し、全社員を巻き込むことが重要になります。
スクラム採用を導入することの意義を全社的に共有できたら、
次に人事担当者と社員たちの役割分担を決める必要があります。

特に人事担当者以外の社員で、
SNSでの発信力が高い者、会社や業務の魅力を説明することに長けている者などの能力を活かすことが、スクラム採用では有効です。


③採用活動に関する情報を一元管理し、社員の誰もがアクセスできるようにして成果を可視化(システム化)します。


⑷ スクラム採用は、以下の実現を期待できる採用手法

①優秀な人材への多面的なアプローチを可能に
②企業・職場と人材のマッチ率を高める
③優秀な人材の確保と離職率の低下


同時に、全社員が採用活動を自分ごととしてとらえることで、以下の効果があります。
④人事担当者の負担を軽減
⑤社員のエンゲージメントを向上させる

その結果、全社員が採用というプロジェクトで一丸となり、以下も期待できます。
⑥チームとしての相互理解や協力関係に良い影響を与える
⑦組織が強化される


優秀人材の獲得について、以下の方法が理想的です。

①多様な応募者が来るように多チャンネル化する
②採用関係者が全員参加で「求人の文言作成」「自社の魅力発掘」に関わる
③多くの応募者を一元管理+可視化するため、システムを導入
④採用関係者は全員参加で書類選考をする
⑤面接官は、進んで面接の時間調整をする
⑥書類選考結果、面接選考結果をシステムに記入(理由含)
⑦PDCA化する

https://wezz-y.com/archives/67199

私は上海在住11年目。 2020年2月、在中国日系企業を対象とする、 「⺟国語で現場情報を引き出す、社内コミュニケーションツール」 を無料リリースしました。 コラボしたい方、ぜひお待ちしております。 bigluck777r7@yahoo.co.jp