見出し画像

(E24) 【どうする在宅勤務?】部下が突然テレワーク!マネジャーが押さえるべき4つのポイント (2020.2.29) by 横山信弘 より抜粋加筆しました。

⑴ テレワーク社員の管理「テレマネジメント」には3種類の形態が考えられる

①部下が在宅勤務、マネジャーは出社
②部下もマネジャーも在宅勤務
③部下は出社、マネジャーが在宅勤務


どのケースにおいても、いつも顔を合わせていた部下(マネジャー)が近くにいないことで、それぞれが言葉では表現しづらい感情を抱きます。
特にマネジャーは不安でしょう。

成果に焦点を合わせた働き方に変わりつつある現代、
部下たちがテレワークで正しいパフォーマンスが出せるかどうか気掛かりです。


⑵ テレマネジメント4つのポイント

私の経験上、テレマネジメントにおいて「これさえ押さえておけば大丈夫」という秘訣はありません。
業務の特性や、それぞれの部下の性格、相性によっても、マネジャーが考慮すべきことが異なるからです。


「テレマネジメント」における重要なポイントを4つ取り上げます。
①業務の見える化より成果の見える化
②正しいフィードバックと評価
③雑談と承認
④同僚とつながる場の提供 → 最も大事


⑶ 業務の見える化より成果の見える化

働き方改革時代となり、組織マネジメントは昨今、
労働時間よりも成果に焦点を合わせ始めています。

したがって、「何をやったか」ではなく、
「何の成果を出したのか」という点をマネジャーは強く意識すべき。


オフィスよりも在宅で働いたほうが緊張感が緩んで当然。
同じ時間、働いたのなら、パフォーマンスが低くなります。

だから、いつも以上に成果に焦点を合わせること。


個人の成果は「組織目的」「組織目標」とリンクしています。
であるからこそ、以下に努めなければならない。
①常に電話やWEB面談を実施
②組織の目的や目標は何かをマネジャーは伝える
③部下の成果が何であるかを意識させる


⑷ 正しいフィードバックと評価

上司が近くにいないと、部下は自身への関心が急激に減ったという感覚に陥リます。

だから、これまで以上にマネジャーは以下を意識してやるべき。
「部下の成果へのフィードバック、評価」

期待通りでも、期待以下でも、はっきり口にすることが大事。


テレワークが始まってから、期待通りに仕事ができていない。
なのに、マネジャーから何も指摘されず、ずっとスルーされていたら、自分自身に関心が向かなくなったと部下は思うでしょう。

子どもがいなくて出社している同僚は以前と変わらずマネジャーに厳しく言われているのに、私には何も声がかからなくなりました。

こう思われたら、テレワーク社員の疎外感はどんどん強くなっていきます。


リモートワークにより、在宅勤務をする社員に襲ってくる感情があります。
❶緊張感の緩み
❷組織分離不安
❸疎外感


「アフターコロナ」の時代に向けた、
新しい働き方への精神的訓練が必要かもしれません。

私は上海在住11年目。 2020年2月、在中国日系企業を対象とする、 「⺟国語で現場情報を引き出す、社内コミュニケーションツール」 を無料リリースしました。 コラボしたい方、ぜひお待ちしております。 bigluck777r7@yahoo.co.jp