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(B67) HRテック導入のあるべき3ステップ-2 by ネオキャリア (2019.3.20)より抜粋加筆しました。

⑶ 「人生100年時代において、企業規模や業界別に高い成果を上げる人材になるために、
どのようなキャリアステップを踏めばいいのか。
さまざまな企業のデータを貯めることで統計も出せるはずです」
(西澤氏)


米国で人事管理ソリューションを提供するWorkdayでは、
同業他社の離職率や昇給率、組織図などを比較できます。


⑷ HRテック導入の「あるべき3ステップ」
HRテックは一般的に以下の3つの領域に分けられます。
①採用
②エンゲージメント(会社に対する思い入れ)
③オペレーション

3つの中で、採用に関する市場は約9兆円と最も大きいが、ネオキャリアはオペレーション領域から着手しています。


理由は、HRテックを導入する上での「あるべき3ステップ」が重要だと考えるからです。

西澤氏は以下に言います。
「①1つ目のステップはオペレーションの統一

②しっかりデータが貯まったタイミングで、
2つ目のステップであるタレントマネジメントにつなぐ

③組織をどうやってエンゲージメントしていくかに取り組む」
※組織は以下が重要と認識します。
ⓐ個人の成長の後押し
ⓑ長期的な業績向上に向けた人事施策


「ここで重要になるのが、
データをいかにきれいな状態に整備するか。
人事や労務などさまざまなデータの中で、
勤怠データが中長期的に宝の山になる」

人事データに関して、日本では未だに3割の法人が紙やExcelで管理しています。

実際「jinjer」の導入企業のうち、3社に1社がアナログ管理からの切り替えだと言います」
(西澤氏)


多くの企業では、
タレントマネジメントなどをしたいがために、
性急にシステムの導入を進めることがあります。

このような状態ではオペレーションが改善されていないために正しいデータが貯まらず、
その結果望む結果が得られず、挫折してしまうことが多いといいます。


本質的な改善に向けてまずは
「データを貯める」という地味であるが、
欠かせないポイントを押さえるべき、というネオキャリアの考え方には納得感があります。


⑸ 従業員がHappyになることがHRテックの本懐
従業員にとっても、メリットがあります。

例えば、離職率や昇給率などを定量的に把握できるようになれば就職や転職の際、正しい判断材料を得られます。

企業側がデータを活用して適材適所の人材配置をすることで、従業員一人ひとりが納得感を持って働きやすくなります。


HRテックの導入により、
個人の成長の後押しができるようになれば、
(中国人が求めるキャリアパスの提示が可能になれば)、安心感と会社への信頼感につながります。

優秀な社員とのつながりが報酬を含めた待遇だけでは、
会社は人材流出の危険性におびえ続ける可能性が高いです。

https://www.businessinsider.jp/post-187265

私は上海在住11年目。 2020年2月、在中国日系企業を対象とする、 「⺟国語で現場情報を引き出す、社内コミュニケーションツール」 を無料リリースしました。 コラボしたい方、ぜひお待ちしております。 bigluck777r7@yahoo.co.jp