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(H81) 中国での平均勤続年数は22ヶ月に by LinkedInレポート より抜粋加筆しました。

⑴ 新華社天津(2018年)

「2018 China Talent Acquisition Trend Report」で以下を発表しました。

①中国の労働者の転職サイクルが年々短くなっており、
平均勤続年数が22ケ月

②中国の労働者の以下が顕著
・異業種への移動傾向
・地理的移動の傾向


※ LinkedInは、2014年1月に正式に中国に進出して以来、
中国のユーザー数は、8倍以上の3900万人を超えています。


⑵ 中国の労働者の平均転職頻度は加速し続けている

同レポートで、平均在職期間は以下に減少していると指摘しています。
①2014~2015年は、34ヶ月
②2017~2018年は、22ヶ月


転職が頻繁になることは、
ますます活発でオープンな職場の特徴を反映しています。

一方では、企業の採用活動に新たな課題をもたらしています。
ⓐ人材確保の困難さ
ⓑ採用業務の急増


また、地域的には、杭州が、
最も人材の純流入量が多い都市となっています。

成都や南京などの新Tier1都市の純流入率も、
北京、上海、広州、深圳などのTier1都市を上回っていることがわかります。

 
報告書によると、この傾向は以下が高まっていることを反映しています。
①新しいTier1都市でのビジネス・イノベーション
②雇用機会の可能性


⑶ 成都や南京などの新Tier1都市

新Tier1都市は、求職者にとって、
明るいキャリアの見通しを提供し、Tier1の都市よりも質の高い生活を送ることができる可能性があります。


そこで、注目されているのがスマートシティです。
特徴は以下。
①発展レベルが高い
②中国沿岸部

2020年に、経済刺激策の「新型インフラ」が発表され、以下に投資が注がれています。
❶スマートグリッド
❷スマート交通
❸スマートセキュリティ


⑷ コロナショックで、以下の安心安全が注目されている

①ヒトの移動:
人から人への感染が課題
→追跡による感染経路特定による対策

②技術:
アプリ、QRコード、移動体通信


特に、テンセント社の取り組みは以下です。
Ⓐヒトの移動:
接触による感染リスク
→非接触デバイスによる対策

Ⓑ技術:
顔・虹彩認証


中国におけるスマートシティのパイロット都市(試験都市)は、290都市あります。

2018年の評価は以下です。
❶平均得点:68.16(100点満点)

❷スマートシティ進捗度の割合は以下
0~55点(準備期):11.6%
55~70点(始動期):43.3%
70~85点(成長期):36.7%
85~100点(成熟期期):8.4%

完成度の高いスマートシティは、未だ8%


現在の課題は以下です。
ⓐ地域別格差が大きい
ⓑ基準が不明なままスタートした
ⓒ地方政府に需要と効果に対して明確なイメージが無い
ⓓ地域間のデータ連携が困難

私は上海在住11年目。 2020年2月、在中国日系企業を対象とする、 「⺟国語で現場情報を引き出す、社内コミュニケーションツール」 を無料リリースしました。 コラボしたい方、ぜひお待ちしております。 bigluck777r7@yahoo.co.jp