(E89) 21世紀型教育の実践!オンライン授業のメリット-1 (2020.3.18) by 戸栗頌平 より抜粋加筆しました。
⑴ 遠隔地に居ても授業を受けられる「オンライン授業」
学習スタイルや教材にもデジタル技術を活用する新しい分野「EdTech(エドテック)」が注目されています。
以下が代表的です。
①Skype英会話
②タブレットを用いた予備校のLIVE授業
③社会人向けのリカレント教育
⑵ なぜオンライン授業は注目されているのか?
考えられる理由は以下です。
①子どもであってもスマホやパソコンを持つようになってきたこと
②学校にタブレット端末が整備され始めていること
③年齢を問わず誰でも学ぶことができる、生涯学習が当たり前の時代になったこと
※生涯学習とは、
学校教育だけでなく企業内や趣味などにおける、自身の勉強全てを指します。
⑶ 現在どのくらいの人々が学習することに関心を寄せているのでしょうか
2019年に内閣府が実施した、生涯学習への18歳以上の国民意識についての調査「生涯学習に関する世論調査」では、
1年間の間に「学習したことがある」と答えたのは58.4%と半数以上の結果になりました。
注目すべきなのは、
「学習したことがある」人のうち、学習の媒体として最も多いのが「インターネット(22.6%)」であること。
最近では就労中の社会人に対して「リカレント教育」という、いわゆる「職業上に必要な知識・技術を習得するための授業」への需要が高まっているという現状もあります。
社会人になった後でも、職業への学習が自分には必要であると感じたタイミングで大学や短期大学に戻って勉強を行う教育であるため、「学び直し教育」とも呼ばれています。
リカレント教育にもオンライン授業・講座が使われることが多いので、このようなこともオンライン授業への注目が集まっている一因となっているといえるでしょう。
⑷ オンライン授業は時間・場所・年齢の垣根をなくし、今後も活用の幅を広げていく
日本にいながら世界の優れた教育を受けることも、
逆に海外の人たちに日本の教育をオンライン授業で提供することもスムーズになります。
オンライン教育は、
地域や時間、年齢の差といった垣根を限りなく小さくし、教育市場を大きく広げていくでしょう。
2020年2月より、急にWebセミナー(ウェビナー)が増えました。
今までは、
私のような海外生活者には日本で開催するセミナーは受講できませんでした。
しかし、コロナショックとWeb会議ツールの普及により状況が変わりました。
移動時間が無くなったため、1日に複数のセミナーを容易に受講できるようになりました。
さらに、角度が高い方でないとリアルイベントのセミナーに参加しませんでしたが、
興味が少しあるような方でも気軽に参加できるようになり、1000名が参加するウェビナーも現れました。
ツールは、安定性のあるZOOMとbrightcoveが良さげです。
私は上海在住11年目。 2020年2月、在中国日系企業を対象とする、 「⺟国語で現場情報を引き出す、社内コミュニケーションツール」 を無料リリースしました。 コラボしたい方、ぜひお待ちしております。 bigluck777r7@yahoo.co.jp