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#英語
エッセイ150. おうちでロスト・イン・トランスレーション(10)語順違い地獄
私はせっかちで、バタバタしていることが多く、夫は普通の人よりずっとのんびりです。
でもその夫に、「せっかちだなぁ」と言いたくなることがよくあります。
それは英語で喋っているときで、なぜかというと、私が話し始めると
夫がすぐに遮る、または、まだ質問していないのに、予測変換のようにして、
つんのめって返事をする、ということがあるからです。
極端な例ですが、
昨日のことなんだけど・・・
昨日が
エッセイ142. おうちでロスト・イン・トランスレーション(9)てにをは問題
我が家では日常会話のレベルが二層に分かれています。
下層は日本語の世界で、これは日常語です。
「暑いので窓を閉めてエアコンをかけよう」
「ご飯もおかずもまだたくさんあるよ」
「もう出かけたいので、急いでよ」
というように、プラクティカルで実用的で短文となります。
上層が英語の世界で、これはひとえに、私が短気だからです。
日本語でなるべく夫と話そう、
たくさん話すことで、夫が自然なカジュアル
エッセイ135. おうちでロスト・イン・トランスレーション(8)ういろう
外国人同士だけれど、お互いの母語が100%わかるカップル。
外国人同士だけれど、片方が相手の言葉を100%わかるカップル。
そんな人はきっと、たくさんいるのでしょうね。
汝らに幸いあれ、天国は汝らのものである。
と、イエス様もおっしゃいました。
嘘です。
コロナウイルス感染者の濃厚接触者である私は、
あと三日、家にこもっていなければなりませんが、
オンラインヨガのお試しでヨガをしたり、
野菜
エッセイその134.おうちでロスト・イン・トランスレーション(7)親戚といっしょ!
NZに帰省した際のロスト・イン・トランスレーションです。
いい汗かいてます。
夫の親戚や友人と話す場合、それまでの歴史があるため、話が見えません。
これは、同じ国の人と一緒になっても同じでしょう。
自分のわからない話が 延々数時間続くのには、もう慣れました。
全然大丈夫です。眠くもなりません。リスニングの練習です。
けれど若くて自意識過剰で、溶け込まなくちゃと強く思っていた時代は、
しばらくか
エッセイその133. おうちでロスト・イン・トランスレーション(6)持ち駒の言葉が少ない場合
だいぶ日本語でコミュニケーションが取れるようになってきた生徒が
しみじみと愚痴ることがあります。
「先生 日本人と話す時 1対1だと、
相手もゆっくり、わかるように喋ってくれて、なんとかなるけど、
妻の実家などでみんなで盛り上がっているときは、
全然会話に入れなくなってしまいます」
ーーほうほう・・。
「同時に話す人がいたらもう、全然聞き取れないし、
話はあっちこっち飛ぶし、知らない言葉だら
エッセイ132.おうちでロスト・イン・トランスレーション(5)ト・トランポリ〜ン
昨日の続きです。
日本人に対する英会話学習法には、有名な聞き流しメソッドや、ヒアリングレンジを鍛える方法などいろいろありますが、私がちょっとそそられるのは、性格を改善して、ひるまないようになり、抵抗なく口から英語が出るようにすればいいというものです。
恥ずかしがっているからだめなんだ!
という、あれです。
その理由は、自分の極端な内弁慶気質により、
安心して間違えられる場所だと平気で話すのに
エッセイ131.おうちでロスト・イン・トランスレーション(4)ああ、海外編
回を重ねて4回目です。
家では次女とだけ日本語、夫とは日本語で話し始めても、途中でムッキ〜🙉となり、英語に切り替えることが多いです。
私が丁寧に日本語で話す忍耐力が、少しあっても、生徒相手に昼間のうちに持ち分を使い果たしてしまうからです。
夜は夫婦、たいがい頭が疲れていますので、どうでもいいことで喧嘩になるのを防ぐためもあります。
次女は、私とは日本語、夫とは英語、私がそこにいても、モードが
エッセイその122. おうちでロスト・イン・トランスレーション(3) 直訳英語に苦しむ女
お写真は、私の大好きな内田百閒先生です。
いや〜、今日も頑固で偏屈そうですね先生は。
私は先生の阿呆列車シリーズが好きで、実家にはシミだらけの薄い岩波文庫が何冊かまだあると思います。
先生の著書は、今でも出版され続けているのが嬉しいところです。
https://www.amazon.co.jp/s?k=内田百閒&__mk_ja_JP=カタカナ&ref=nb_sb_noss_1
とても面白くて
エッセイその103.おうちでロスト・イン・トランスレーション(2)
考えてみたら、一家では日本人は私一人でした。
日本語は一番できるけれども、英語は一番できなくなりました。
そんな毎日の中でいろいろ大変だという話を書きますね。
最近あったことです。
蒔いてみた種に、ぽちぽちと芽が出てきたのを見て、
夫が「シソ栽培セット」を持って来ました。
「君が成功しているということは、季節が良くなったんですね。
では、私もこいつを育てようと思います」
それは忘年会のくじ