見出し画像

グリーン水素を使ったドイツ企業ボッシュの狙いとは?

ドイツのボッシュ(BOSCH)と言えば日本でも、馴染みの電動工具や、今では自動運転車周りのソフトウェア開発などニューテクノロジーの最先端会社の一つだ

そのボッシュが水素事業を始める

地球温暖化対策のひとつとして、電気分解によって水を水素と酸素に分離する「水電解装置」の中核コンポーネントである「スタック」の開発に着手したことを発表。

この装置では、風力や太陽光発電など再生可能エネルギーを活用した「グリーン水素」と呼ばれる理想的な水素を生成するという。

エネルギーが多様化し、脱化石燃料、CO2排出量削減の必要性から、鉄鋼、化学、大型貨物などのエネルギー消費量の多い産業だけでなく、幅広い産業でもグリーン水素の需要が急速に増大する今、EU(ヨーロッパ連合)によると、需要は2030年までに年間約1000万tまで膨れ上がるという。

今後3年間で約30億ユーロを電動化や水素などのクライメートニュートラル技術に投資する意向を表明。

*「クライメート・ニュートラル」とは製造工程で消費される電気エネルギーなどの発電で発生するCO2(二酸化炭素)などの温暖化ガス量を算出し、それに基づいて排出量削減証明書を購入することで、発生した二酸化炭素を相殺すること

また、水電解装置の開発をモビリティソリューションズ事業セクターにゆだね、2020年代末までに最大5億ユーロを投資する計画を明かした。

「地球温暖化対策をこれ以上遅らせることはできません。私たちが目指すのは、ボッシュの技術を用いて欧州での水素製造が急拡大するように支援することです」とボッシュGmbH取締役会会長シュテファン・ハルトゥング氏は述べている。

また、ボッシュのモビリティソリューションズ事業セクター統括部門長であるマルクス・ハイン氏は「私たちは、この開発に燃料電池技術のノウハウを活用します」と語っている。

これらのモジュールは、10MW(メガワット)以下の容量の小型装置からGW(ギガワット)レベルの陸上および洋上プラントまで、また、新設プロジェクトだけでなく既存プラントでグリーン水素製造に転換する場合にも使用することが可能という。

グリーンエネルギーの多様化に向けて各国の技術革新がこれからも展開されそうだ

出典元(写真含む)は下記URL参照
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1408129.html



新たな発想を生むための準備はこちら

ホームページはこちら

デイリーメルマガ(毎朝7時配信)登録はこちら


#最新技術 #効率化 #IT #便利 #グローバル #未来 #将来 #先端 #テクノロジー #夢 #日本



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?