人間観察こそ_次世代を生きる_最高の処世術-2

その1 「How Finance Works」のスティーブ的まとめ

今回は、ミヒル・A・サディさんの「How Finance Works」という書籍を読みましたのでまとめていきます。

↓の「No Flop]と同様に多くの人に読んでいただきたい1冊ですので、数回に分けてまとめていきます。



まず、この本を20字程でまとめると「財務分析は、膨大な数字から変化を探す、探偵業」です。


どんな人におすすめ?

1、全てのビジネスパーソン

2、中学生や高校生

この書籍は、世の中でお金を稼いで生きてくすべての人が読むべきかと思います。なぜ、会社は倒産したり、赤字なのに期待されているのかを知ることができるからです。

また、これからは企業の寿命が短くなっていく中、私たちの寿命は伸びる社会になるので、人生で多くの企業で仕事をすることが当たり前になっていきます。

ですので、今働いている会社はどういう状態か。また、これから働く会社を見つける時に、この本を読んでおくと大いに助けになるかと思います。

ファイナンスは企業の未来を見るための道具です。是非これからの社会を生き抜くため、身に付けてみてください。


ファイナンスや財務分析とは?

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まずは、混合しがちな会計とファイナンスの違いについて説明します。

会計とは過去に得た利益を取り扱っており、財務会計を行う意義としては外部の利害関係者に、経営成績を開示をするためにあります。

それに対してファイナンスは、企業がどのように資金を調達しどのように運用するか考えるときに役立てる道具のようなものです。ファイナンスで扱うのはキャッシュ(現金)で、企業が将来に生み出すであろうキャッシュのキャッシュフローを扱います。

端的に申し上げると、ファイナンスは「未来」。それに対し会計は「過去・現在」を表します。

ですので、ファイナンス=”将来のための意思決定をする道具”と考えていただけるとわかりやすいかと思います。

では、ファイナンスを考える際の基礎の財務分析を述べたいと思います。

財務分析とは、膨大な数字を見てそこから何か面白いことがあるかを見つける事です。ですので、損益計算書などの財務表を見て、その数字を見て面白いなと思うことから始まります。

そして、企業がミッションを成功するためにどんな資産に投資をしてるのかを見て、その資産でどう利益を生み出すのか。それを追い、推理するのがファイナンスの面白いところです。


現金や有価証券は多いほうがいい?

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企業によっては、多くの現金を手元に置いてある会社もあります。

それには3つの理由がどれかに該当します。
1、【いざと言うときの保険のため】・・・現金は1番流動性が高いため、いざという時は、すぐに対処可能にしてくれます。


2、【買収に備えた軍資金】・・・昨今では、アップルやAmazonなどの大企業が頻繁に買収をしますので、こういった企業に多いです。


3、【投資機会がない時】・・・これは単純に、利益を上げるために投資する資産がない時などです。


現金はそのままでは金利がつかないため、大半は換金がしやすく金利の付く有価証券にしているケースが多いです。

また、昨今では”現金”や”その他の資産”が多いのがファイナンスにおける傾向になっています。その他の資産は、無形資産であることが多いです。特許やブランド力などが該当します。

しかし、会計の世界ではブランド力は、明確なお金として表せないので明記していないことが多いです。正確な価値が分からないならば、無視をするという会計の世界における保守主義の原則のためです。企業のブランド力は年々存在感を増すようになっているので、ファイナンスの世界には会計を信用しない人も多いです。

ただし、買収等があると値がつくので会計上で価値を持つようになり、その他の資産の「のれん」となります。


財務比率がないと比較できない

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財務比率は、異なる時期や他社との比較が容易になるためとても便利です。

比率には大きく分けて4つの要素があります。

1、流動性

2、収益性

3、レバレッジ

4、生産性


1、流動性

流動性は、支払い能力を可視化することに長けています。多くの企業が倒産するのはキャッシュすなわち現金が底をつくからです。ですので、流動資産の比率が高い企業の方が、サプライヤーからは好まれます。

しかし、流動性が高ければ良いというわけではありません。現金を保有していても大きなリターンは見込めないからです。

流動性には2つの比率があります。流動比率当座比率です。この2つの違いは在庫を流動資産として計上するかどうかです。

なぜ、当座比率では在庫分を引くかというと、在庫はキャッシュになるかどうか不確実で、リスクが高いからです。


2、収益性

収益性を計測するのには、大きく分けて2つの目的があります。

1、売り上げからどれぐらい利益を生むか。

2、出資からどれぐらい利益を生むか。


収益性を測る方法は、利益率ROEROAEBITDA利益率の4種があります。これらの特性などは省かせていただきます。


レバレッジと資金調達
レバレッジはとても重要なことで資金調達と資本構成の話につながってきます。

レバレッジとはテコのことをいいます。人力では動かせない大きな岩を、テコの原理で動かせるように、ファイナンスの世界でもでこの原理は働きます。例えば住宅ローンなどが挙げられます。現金の一括払いでという方は中々いませんもんね。

レバレッジがあればできなかったことが、できるようになったりします。また、詳しくは述べませんが、より大きなリターンを生むこともあります。

レバレッジを測る方法は、総資産負債比率総資本負債比率株主資本資産比率金利負担率などがあります。


4、生産性

生産性比率は会社が生産するのにどのくらいの資産を上手に利用するのかを見る指標です。業界によって、この生産性比率が変わってきますので、次回に実例と共にお伝えしたいと思います。

なお資産回転率・在庫回転率・在庫日数・債権回収期間などがあります。



まとめ

今回は、ファイナンスの基礎となる財務分析の基礎知識をまとめてきました。普段から、決算書など読んでいないと、イメージしにくい部分もあるかと思いますので、好きな企業の決算説明資料を読んでおくだけでも、理解はしやすいかと思います。

次回は、この基礎知識を踏まえた上での、各々の財務比率の特性を実例と共にまとめていこうと思います。


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FromVillage inc. CEO/朝4時起き/パレオダイエットが趣味/iHerber/起業家の朝は早い/1日1読/2日に1回位、良書をまとめます
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