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代替案を探して

反対をするなら代替案を出せ、というのは常識だということですが、どこの世界の常識なのかというのはこの多様性担保至上主義社会においては明確に答えるのは困難を伴うと言わざるを得ないでしょう。
化石燃料の代替エネルギーを探し求める旅というのはまだまだ続くのだろうなと思いますし、そもそも石油がエネルギーとして普及したのだってここ百数十年の話なわけです。Dr.ストーンを読みましょう。面白いです。

さて、気候変動への対応策としてはいくつかの選択肢があるかと思います。
 A:全ての世代の人類を絶滅させる
 B:ある世代の人類を絶滅させる
といったマイルドなものもありますが、環境保護過激派はもっと激しい選別を求めているかもしれません。

というわけで、時事ネタにはとりあえず食いつこうの精神からブックガイドです。

地球46億年 気候大変動 炭素循環で読み解く、
地球気候の過去・現在・未来 (ブルーバックス)

新書 – 2018/10/17
横山 祐典 (著)

人類と気候の10万年史 過去に何が起きたのか、
これから何が起こるのか (ブルーバックス)

新書 – 2017/2/15
中川 毅 (著)

これがすべてを変える――資本主義VS.気候変動(上)
単行本 – 2017/8/31
ナオミ・クライン (著), 幾島 幸子 (翻訳), 荒井 雅子 (翻訳)


これがすべてを変える――資本主義VS.気候変動(下)
単行本 – 2017/8/31
ナオミ・クライン (著), 幾島 幸子 (翻訳), 荒井 雅子 (翻訳)

気候カジノ 経済学から見た地球温暖化問題の最適解
ウィリアム ノードハウス (著), 藤﨑 香里 (翻訳)

「地球温暖化」の不都合な真実
単行本 – 2019/6/21
マーク・モラノ (著), 渡辺 正 (翻訳)

チェンジング・ブルー――気候変動の謎に迫る (岩波現代文庫)
文庫 – 2015/1/16
大河内 直彦 (著)

良き社会のための経済学
単行本 – 2018/8/25
ジャン・ティロール (著), 村井 章子 (翻訳)

地球を「売り物」にする人たち――異常気象がもたらす不都合な「現実」
単行本 – 2016/3/11
マッケンジー・ファンク (著), 柴田 裕之 (翻訳)

気候変動クライシス
単行本 – 2016/8/26
ゲルノット ワグナー (著), マーティン ワイツマン (著), Gernot Wagner (原著), Martin L. Weitzman (原著), 山形 浩生 (翻訳)

異常気象と地球温暖化――未来に何が待っているか (岩波新書)
新書 – 2015/3/21
鬼頭 昭雄 (著)

統計学はときにセクシーな学問である
単行本 – 2018/8/29
デビッド・シュピーゲルハルター (著), 石塚 直樹 (翻訳)

奇妙でセクシーな海の生きものたち
単行本 – 2007/11/15
ユージン・カプラン (著), 土屋 晶子 (翻訳)

エネルギー問題入門―カリフォルニア大学バークレー校特別講義
単行本 – 2014/7/2
リチャード・A. ムラー (著), Richard A. Muller (原著), 二階堂 行彦 (翻訳)

探求――エネルギーの世紀 [普及版]上
単行本(ソフトカバー) – 2015/2/26
ダニエル・ヤーギン (著), 伏見 威蕃 (翻訳)

探求――エネルギーの世紀 [普及版]下
単行本(ソフトカバー) – 2015/2/26
ダニエル・ヤーギン (著), 伏見 威蕃 (翻訳)

石油の帝国―――エクソンモービルとアメリカのスーパーパワー
単行本(ソフトカバー) – 2014/12/19
スティーブ コール (著), 森 義雅 (著)

「石油」の終わり エネルギー大転換 
単行本 – 2018/2/17
松尾 博文 (著)

僕らはそれに抵抗できない 「依存症ビジネス」のつくられかた
単行本(ソフトカバー) – 2019/7/11
アダム・オルター (著), 上原 裕美子 (翻訳)

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