人見知り | daily
初めて人に会う時というのはだいたいドキドキするものです。これはキノコが人見知りだからなのですが、人見知りではない人というのは一体どういう心境で初めて会う人に対峙しているのでしょうか。
子どもの場合、よく知らない人を警戒するというのは当然の事のような気がいたします。一方で、大人になっても人も知りだというと、内気、はにかみ屋というレッテルを貼られることになります。大人でもよく知らない人に懐く理由は特にないわけですし、適度な距離というのが人より少し広いということなんだろうと思うわけです。自分を受け入れてくれるかの距離を推し量っているという点ではいじましくもあります。
というわけで、スモールトークやアイスブレイクというのをいきなり振られるとけっこうあからさまに狼狽えてしまうわけですが、最近はエージェントと会話する際などにどうしてもそうしたアイスブレイク的な話題を挟む必要があるために自分の人見知りを痛感しつつも慣れざるを得なくなってしまっているという状況です。人見知りを克服したいとは別に思っていないのですが、まあこの先もこの社会で生きていくのであればもしかしたら人見知りではない方が生きやすいのかもしれないという気もしています。
適度な緊張感というのは人生のスパイスとして必要だと思うので、誰に対しても馴れ馴れしく話しかけていくような人間になってはいけないと思うのですが、そうした距離感というものを経験を通して学んでいくということもまた人生における成長であり、社会化されるということなんだろうと客観的に考えればできないことはないのでは、と少し前向きになってきたところです。
本の紹介です
Weeklyというのもあるよ。
dailyの方は文字通り日々気軽に読めそうなライトなものを、そしてWeeklyの方は有料というだけあって内容の充実ぶりはDailyの比ではありません。バック・ナンバーも100号を数え、どこから読んでも何かしら得るものがあるはずです。
というか、読んでないなんて信じられません。よろしくお願いいたします。
そして主宰うでパスタとキノコによる対談というかおしゃべりが聞ける特典付きです。
本日のBGM
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