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海辺

一生に一度くらい海辺で暮らしたいと思います。たまに旅行で海沿いに泊まると、聞き慣れない波の音で寝入り、目が覚めるわけですが、海が近くにあるというだけで旅情を感じます。まあ暮らすとなるとまた違うのかもしれませんが、やってみないと分かりません。
海にまつわる話というと思い出すのは、遠き島より流れ着いたであろう椰子の実を見て、人類も船で大海を渡ってきたと夢想したみたいなのがありますが、実際には大海を小さな船で渡ることはほぼ不可能なようです。水も食べ物も日光を遮るものもないと人間すぐに死んでしまうらしいですし。
ロマンと想像と現実の乖離というのは割と身近なものにもあるようで、昨今、科学的な実証や現実的な検証、数字に基づく判断などを待っている余裕もなく話が進んでいくというのをよく感じます。まあ重要な意思決定でなければそれでもいいと思うんですけどね。

身近なものでも実際ゼロから作るとなるとどのくらい大変なのか、みたいなのは以下を読むとけっこう面白いです。文明が崩壊したあとでも生きていこうと思う方はぜひ。


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