Think twice | daily
考えるのが苦手な人、というのがおりますが、考え直してください、などと言おうものなら激怒を通り越して刺されかねません。とはいえ、いまもこれからも表向きは自己責任の時代であることに変わりはなく、何か行動をした場合は自分で意思決定をし行為の裏には動機があるとされます。衝動的にエモくなってしまい何かをするという場合、それも自分の感情の高ぶりによって成したこと、とみなされるわけです。これがいいか悪いかといえば、まあ私的所有権や自己決定権と責任問題は不可分である以上は悪いけど認めざるを得ない、というところでしょうか。
報酬系という言葉がありますが、詳しくは調べていただくとして、人を突き動かすのは快楽への欲求だという見解もあり、まあそういう面もあるよねというのは否定できません。それを律していくのが理性だと言われますが、理性働いておりますでしょうか。
さて、話は戻りますが、自己責任、自己決定、という中で説明責任や行為の責任を伴いつつ生きていくのは大変です。なんとなく、では世論が許してくれませんし、合理的な判断をするはずだ、という強い前提があるのでそれに沿った説明をするには合理的な道筋に沿った考え方をする必要があります。何度考え直しても記憶にない飛躍があるみたいなことは誰しもあるもので、そういうものを包括していく制度的な枠組みがあるといいですよね、とは思います。ライフログとAIとかその辺なんでしょうか。
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