見出し画像

超ハイテクヘルメット LIVALLヘルメットを使ってみた

ロードバイクなどのスポーツバイクは、ママチャリなどの自転車よりも速度を出すことができます。基本的には車道を走るため、頭を守るヘルメットの着用はとっても重要ですよね。ロードバイク に乗る前は、あのアーモンドのような独特の形状に違和感を覚えていたものですが、今となってはヘルメットがないと怖くて乗れないです。

そんな大事なヘルメットですが、最初に思っていたよりもサイズやデザインが豊富です。アジア人の頭部形状に合うようにデザインされた”アジアンフィット”という形状のものもあります。最近では、頭部を守る以外の機能まで備えたハイテクヘルメットまで登場。昨年、なんとそんなハイテクヘルメットを、Instagramを通してメーカーさんからご提供頂きました。外出自粛前に何度か使用してみましたので、今日はその感想を書いてみたいと思います😊

LIVALLヘルメットとは

LIVALLは2014年創立の中国のメーカーで、2015年に初めて”スマートヘルメット”をリリースしました。まだ新しいメーカーですね。デザインは何種類かありますが、私が頂いたのはシンプルなデザインのMT1です。

https://www.livall.com/english/index/index.html

このヘルメット、”スマートヘルメット”の名の通り、Bluetoothでスマホと連携し、ヘルメットに内蔵されたスピーカーから音楽を聴いたり、電話をかけたり取ったりすることができます。ハンドルに取付け可能なリモコンが付属しているので、ほとんどの操作は手元で可能です。ヘルメット縁にもコントロールボタンが付いています。

もう一つの特徴は、ヘルメット後部にLEDライトが搭載されていること。夜間の視認性が上がるのはもちろんですが、リモコン操作でウィンカーを出して後方のライダーや車両に意思表示できるようになっています。

更に、LIVALLヘルメット同士で使えるトランシーバー機能があります。ライド中って、一緒に走っている方と会話するの結構大変ですよね。近くを走っていてもかなり大声で話さないと聞こえないし、少し離れてしまうと叫んでもなかなか声が届かない。そんな時トランシーバーなんてあったら便利ですよね。

その他、落車検知、緊急時のSOS機能など、便利な機能がたくさん付いています。

LIVALLヘルメットを使ってみた感想

重量

多機能なので重いのかな・・と思いきや、普通に軽いです。メーカーページでは重量310gとなっています。普段使っているKASK Mojitoの重量がメーカー公表値で220gとなっていますので、数値上は90gの差。体感的には全く気にならないレベルです。

画像1

音楽再生機能

ソロライドで音楽再生機能を使ってみましたが、耳を塞がないので周囲の音も聞こえて安全かなと思います。ただ、恐らく音量を上げると周りに音漏れすると思います。骨伝導などの技術を使っているわけではなく、あくまでもヘルメットにスピーカーが付いているため、これは防ぎようがないかなと思います。私は、個人的に一般道での使用にはやはり不安があるため、サイクリングロード内でのみ、音量も抑え気味で使用しました。一人で走る場合、なんとなく単調になりがちですが、音楽が聴けることで気持ちが上がり、いつもより距離を延ばせました🎵

LEDライト

あまり夜間ライドはしない方なのですが、曇りの日や夕暮れ時などもLEDライトで視認性は上がるのではないかと思います。とにかく目立つので。ウィンカーについては、ロードバイクに乗り慣れていないと、片手を離してハンドサインを出すのが怖い場合もあると思うので、手元のボタン一つで操作できるのは画期的だと思います。リモコンの取付位置にもよると思いますが、ハンドルからほどんど手を離すことなく操作できました。ただ、残念ながら「ヘルメットにウィンカーが出る」という機能自体が一般的ではないため、やはり可能ならハンドサインを併用した方が安全上良いのではないかと思いました。

トランシーバー機能

個人的に一番気になるのはトランシーバー機能なのですが、残念ながらこちらはまだ未検証です。最近ライド仲間の方でLIVALLヘルメットを購入した方がいるので、コロナ終息後に体験できるのを楽しみにしています。

デザイン

多機能な割にゴテゴテせずシンプルなデザインで、様々なジャージやフレームの色に合わせやすそうです。個人的にはブルー系の色合いのものもあれば良いなぁと思うのと、スタンダードのサイズが55-61cmというのもちょっと大きいなぁと思います。充電ポートやスピーカーのインストレーションを考えるとある程度サイズが必要なのかもしれないですね。MT1のみMサイズ54-58、Lサイズ58-62cmと2種類あります。

最後に

”スマートヘルメット”って本当に面白い発想だなと思いますし、今後もっと発展していく分野ではないかと思います。これからデザインやサイズのバリエーションももっと増えていくと良いですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?