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油を含んだ埃は食器用洗剤じゃ取れないのを今更知った話

お久しぶりです、B田です。
朝晩は涼しくていいですね。

突然ですが、ADHDの特徴に「やらなければならないことを後回しにする」というのがあります。

頭ではやらないといけないのは分かっている。
でも面倒くさくてやる気にならない。

そしてとりあえずスマホを見てだらだらしてしまう。
1時間以上経って、重たすぎる腰を上げてやり始めると、案外楽しくて黙々と作業できてしまう。

はい、わたしのいつものパターンです。(笑)

今回は、そんな腰の重たい私が頑張ってキッチン+リビングのエアコンのフィルター掃除をしましたよって話です。

掃除しながら「これさえ先に知っていれば…!!!」と思うところがあったので、それを紹介させてください。

①油を含んだ埃は、お湯と食器用洗剤では落ちない

埃はね、お湯とスポンジで擦ればまあまあ取れるんです。
ただ、埃は取れてもフィルターの角やふちにぬとぬとした油が残っているのは、キレイになったとは言えませんよね。

ということで、普通のスポンジに食器用洗剤をつけてお湯で流してみました。

食器用洗剤を使用した理由
・そこにあったから
・油汚れ=界面活性剤
・お湯で油の温度を上げれば溶けて、食器用洗剤を使えばきれいになると思った

そして結果は、ギトギトとした埃がスポンジについて終了でした。
フィルターの角に至っては、スポンジからハブラシに持ち替えても全く取れません。
フィルターのふちに付いていた油は擦っても伸びるだけでした。

②なぜ食器用洗剤ではだめなのか

界面活性剤は、油汚れを包み込んではがす働きがあるそうです。

しかし!頑固な油汚れには太刀打ちできないらしいのです…。

確かに、換気扇の油汚れには食器用洗剤は使わないもんね…とわたしも後から思いました。(笑)

食器用洗剤は、あくまで使用後すぐに洗うときには有効なだけで、時間が経過してしまった汚れには無効なんですね。

③じゃあ何で洗えばいいの

いろいろ調べた結果、今回はたまたま我が家にあったセスキ炭酸ソーダを使用しました!

まあ無難に言えば、普通にエアコンのフィルター掃除用の洗剤を使えばいいんですが、我が家にはなかったんですね。

洗剤はないのになぜセスキ炭酸ソーダがあるのかって?
それはですね、ずっと前に掃除しようと思って買って、そのまま未開封で掃除道具入れにぶち込んで忘れてたんですよ!

備えあれば患いなし!ちなみに重曹でもOKです!

以前は我が家にも重曹があったのですが、亡くなった父が借りていた借家を清掃するのに使い切ったのを忘れてそのままになっているわけです。

余談ですが、セスキ炭酸ソーダも重曹も100円ショップなんかで手軽に購入できます。
ついでに霧吹きと一緒に購入しておけば、せっかく掃除スイッチが入ったのに「道具がないからできないや~残念残念!」なんて事態にならずに済むのでオススメです。

セスキ水の作り方
大体袋の裏面に書いていある通りに作ればOK。
今回はお湯500mlに小さじ2を入れて溶かしました。

大体霧吹きに入れて吹きかけて布やキッチンペーパーでふき取るのが定番みたいです。
わたしは霧吹きを探している暇はなったので、そのままハブラシに含ませ擦りました。

いや、マジでめっちゃキレイになる!
あのギトギトが信じられないくらいスルン!と落ちるんです。
マジであの1時間は何だったんだろうか…。
その後セスキ炭酸ソーダを使い、5分ほどでフィルター掃除は終了…。

とはいえせっかく作ったセスキ水が余ったので、次いでにエアコンの吹き出し口もキッチンペーパーでふき取りました。
まあ汚い!黒い何かがたくさん出てきて、写真を撮るの忘れてたんですが、撮らなくてよかった。
とてもネットにあげるようなものではありません。

あとはエアコンの外側の埃をふき取って終了。

ほんと、フィルター掃除の時間がかかりすぎて結局1時間かかりました。
しょっぱなから調べてセスキ炭酸ソーダを使っていれば30分ほどで済んでるのに…。

余談:セスキ炭酸ソーダと重曹の違いは?

セスキ炭酸ソーダと重曹はどちらもアルカリ性です。
アルカリ性は油汚れに強ので、どちらも油汚れを落とすのに効果的なんですが、アルカリ性の強弱によって”水への溶けやすさ”・”汚れの落としやすさ”が違ってくるようですね。

セスキ炭酸ソーダ
・弱いアルカリ性
・水に非常に溶けやすい
・酸性である頑固な油汚れも簡単に落とせる
⇒水に溶かしてスプレーとして振りかけて使用するのがおすすめ
重曹
・非常に弱いアルカリ性
・水にやや溶けにくい
・酸性である頑固な油汚れを落とすのに効果的
(セスキ炭酸ソーダに比べると効果は弱い)
⇒クレンザーのように擦って使用するのがおすすめ

最後に

今回はエアコンの掃除をする前に事前に知っておきたかったことを紹介しました。

・油を含んだ埃は食器用洗剤では落ちない
・油汚れ全般はアルカリ性洗剤か、セスキ炭酸ソーダ・重曹を使用する

本当に、やる前に調べろよって話なんですけどね。
突発的に始めちゃったから…、次に生かすためにもこの記事を書きました。

今後、自分でこの記事を読み返したときに「アホなことしてるな~」と思えるようになっていたらいいなぁ、と思います。(笑)


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