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幹事団体の紹介2:認定NPO法人ヒューマンライツ・ナウ

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[ #ビジネスと人権 #人権 #市民社会 ]

ヒューマンライツ・ナウ(HRN)は、日本を本拠とする、日本で初めての国際人権NGOです。世界で今も続く深刻な人権侵害をなくすため、法律家、研究者、ジャーナリスト、市民など、人権分野のプロフェッショナルたちが中心となり、2006年に発足しました。ヒューマンライツ・ナウは、国際的に確立された人権基準に基づき、紛争や人権侵害のない公正な世界をめざし、日本から国境を越えて人権侵害をなくすために活動しています。

「ビジネスと人権」分野への取組方針や今後の計画

HRNでは、企業のサプライチェーン上の人権リスク、とりわけ日本企業のアジア地域における課題をモニタリングし、指導原則に基づいて人権侵害を改善するように求めています。 また、啓発・調査・キャンペーンを通じて、企業が国際人権基準を守り、国内外で人権侵害に加担することなく、社会における責任を果たすように、また人権の主体であるライツホルダーのエンパワメントに取り組んでいます。

〜活動の主な軸〜

Awareness Raising 
指導原則をどのように実現するか、企業に関連する人権問題について企業の意識を喚起する活動を実施しています。 個別の事案や人権リスクみについて企業に働きかけるとともに、企業や投資家との対話の場としてセミナーを開催するなどします。

Field Research 
事業活動によってサプライチェーン上のステークホルダーの基本的人権を侵害していることが明らかになった場合には、現地からの要望を受けて、ローカルのNGOなどと協力して現地調査を行い、その結果の公表、またそれを受けた企業の人権遵守状況について対話、モニタリングを実施します。

Advocacy・Campaign 
アジア地域をはじめ、環境、労働・人権NGOを中心とする国際的なネットワークをもとに、指導原則に従った国家の義務、企業の責任を実現するために必要な施策が実施され、状況が改善されるよう、対話や政府等への要請といった働きかけを行います。

〜最近の主な活動〜

【提言書】
コーポレートガバナンス・コード改訂についての パブリックコメント

【共同提言書】
「米国がミャンマー真珠公社を制裁対象に指定したことを受け、TASAKIにミャンマー国軍との取引を停止するよう要請します」 

【報告書】
ウイグル自治区における強制労働と日系企業の関係性及びその責任
ミャンマーの人権侵害と日本企業の関与と責任 ~ビジネスと人権に関する指導原則の観点から~

【ウェビナー】
3/25開催ウェビナー「ミャンマーの民主主義を守るために~官民の責任~」

【SNSでの配信】
SNSでは、ビジネスと人権に関するトピックをシリーズで投稿しています。フォローをお待ちしております。
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みなさまへのメッセージ

HRNはビジネスと人権に関する調査・報告書の作成、各種ウェビナー、SNSでの情報発信などを通じ、引き続き政府や企業に対して、事業活動に関係する人々の人権が国際人権基準に沿って保障されるように求めていきます。ぜひ皆さんと一緒に、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを考えていくことができたらと思います。

~ あなたの想いを世界のために ~

是非、毎月定額寄付を行う「マンスリー・サポーター」になってヒューマンライツ・ナウの活動を支えてください。

戦争、暴力、人身売買、過酷な労働、深刻な人権で苦しむ人たちがいます。世界中に、そして私たちの住む日本でも。子どもたち・女性たち、苦しんでいる人たちを助けるために、 私たちにはできることがあります。
皆さまのご支援をお待ちしております。

詳細・お申し込みはこちらから
ウェブサイト:https://hrn.or.jp/


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