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夢を実現する力、根拠のない自信って何?(自己効力感とは)

こんにちは
夢みるキャリアコンサルタント@キタさんです。

先が読めない変化著しい時代は、新しいことや困難に対し、「なんとかなる!」「きっとできる!」と思え行動できる人が活躍すると言われますが、その時代に突入した今、どうすればその自信を育んでいけるのでしょうか?

■自己効力感とは

何かを始める時や困難な状況でも
お笑い芸人のティモンディ高岸さんのように

「やればできる!💪」

と自身で思い込める根拠のない自信のことを「自己効力感」と言います。

■なぜ自己効力感が大事なのか?

何かする時、「きっとできる😁」と思えるか「自分は無理😰」と思うかで

・行動をするかどうか
・努力を継続できるか
・困難に耐えられるか

という人の行動に大きな影響を及ぼすことから、自己効力感は夢や目標の実現力を左右するキーワードとして社員育成や育児の場面でも使われます。

やりたいことに対し「きっとうまくできそう」「自分ならできる」と本気で思い込めたなら、困難な夢や目標だったとしても、粘り強く前向きにチャレンジができるので、実現する可能性が高くなります。

逆に「きっとうまくできない」「どうせ失敗する」という感覚が強いと、チャレンジ自体を避けたり、困難にぶつかるとすぐに諦めやすくなるため、実現が遠のき、後悔が生じやすくなる。

言われてみれば、そうですよね...🤔

AKB48プロデューサーの秋元康氏も「アイドルに必要なものは?」という問いに「根拠のない自信を持っている人」と答えたとのこと。才能よりもやったことがないことでも「きっとできる!💪」と本気で思い込み、努力を積み重ね続けられる人の方が、成功するということなのでしょうね。
では、自己効力感を高めるにはどうしたら良いでしょうか?

■自己効力感の高める4要素

心理学者A.バンデューラによる
❶成功体験の積み重ね
チャレンジして「できた!」という成功体験が「やればできる!」という自信に繋がるため、簡単な目標から成功体験を積み重ねさせることが大切。
❷代理体験(お手本)
お手本を見せ、「だったら、自分にもできそう」と感じさせること。
体験談を伝え「それなら、自分にもできるかも」と思わせるのもその一つ。
❸言葉による説得(励まし)
「あなたならできる!」と励ましの言葉をかけて、その気にさせること。
 自分で自分に「私ならできる!」と言い聞かせることも有効的。
❹情緒的な喚起(感情・気分)
一時的な高揚感を活用しその場を乗り切ること。かけ声や好きな音楽、お酒で気分を上げ「今ならやれる気がする」と思えることも瞬間的には有効。

ただし、自己肯定感が低い状態で❶〜❹を実行し無理に自己効力感を高めようとすると逆にネガティブな感情が生じやすくなり、1度の失敗で自信が崩壊💔する可能性があるので注意が必要とのこと。

■自己効力感と自己肯定感

家庭環境が厳しく、性格が真面目な人ほど自己肯定感が低い傾向にあるようですが、その特徴として”恐れ”が行動の原動力になってしまうことが多く、「失敗したくない」「否定されたくない」という気持ち😨がどうしても勝ってしまうため、何か始める時に自ら行動することに消極的になりがちになるとのことです。

また、仮にうまくいっても「あー、よかった😥 ホッ」という安堵の感情が優先され、「よし!できた💪」いう自信に繋がりにくく、自分に自信がもてず、大人になってからも苦しむ人が多いようです。

なお、自己肯定感と自己効力感は相関関係があるため、なかなか行動する勇気が持てない人は、土台となる自己肯定感を高めるのがよいようです。

また、自己肯定感は世代間連鎖をするため、子どもの自己肯定感を高めたい時は、親の自己肯定感を高めることも大切✨とのこと。
やっぱり親の言葉って子どもにとっては大きな影響力があるんですね。

自己肯定感も深層心理に刷り込まれた思考🧠の癖(思い込み)と言われており、誰でも努力次第で変えることができるとのことです。

■追記:自信をつけたい

「自信をつけたい」という相談をたまに受けることがあります。
その近道は”行動”と頭で理解していても、その”勇気”が出せない方が多いのかもしれません。

勇気の心理学と言われるA.アドラーは「人への貢献感を感じ自分に価値があると感じた時に、勇気を出すことができる。」と言っており、人は周囲のサポート(相互扶助)を信じられ、人に貢献しようと行動を起こす時に勇気が出るようです。勇気がでない時はどれかが不足しているのかもしれませんね。

また、勇気を出す方法として些細なことでも「できていること」に注目し自分を褒め(認め)ること、周りの人にも「あなたならできる!」と励ましポジティブな言葉を発し続け、思い込むことが大事であり、結果より勇気を出し行動したことを褒め、時には「当たって砕けろ」と思い切って行動してみることも必要とも言っています。

私は「ワクワク感🤗」を感じ大事にすることかなと思っています。
そのワクワク感の中にいれば、自然に不安や心配が打ち消され、一歩が踏み出しやすくなり、またその気持ちを周囲に伝えることで、一緒にトライする仲間がつくりやすい気がします。

その結果、今まで出来ないと思っていたことが出来るようになることを体感することで、自身の可能性が信じられ、根拠のない自信が育まれていく気がします。

良いところをみつけて褒め、周囲のサポートを信じ「ワクワク感🤗」を
大事にして、新しいことに勇気を出して挑戦することって大事✨ですね。
1年に1つは、やれたらいいなと思うことに挑戦してみませんか?

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夢みるキャリアコンサルタント@キタさん https://www.facebook.com/katsuhisa.kitagawa.77
長文を最後まで読んでくださりありがとうございます。
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