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韓国人気ドラマ「梨泰院クラス」に学ぶリーダーシップ

アンニョンハセヨ!韓国起業家のびよんせです。

私は普段あまりドラマを見ないタイプなのですが、韓国では最近「梨泰院クラス」というドラマが非常に流行っており、見てみたところ非常に面白かったので共有します。

(韓国ではすでに完結しました。 2020年4月現在)

特に主人公が私が憧れている、追求しているリーダーシップに近かったので、会社経営している人の視点からみたドラマの感想を書いて見たいと思います。


ドラマのあらすじ

私はドラマのあらすじを説明するのが非常に下手なのですが、

主人公(もともと貧乏) VS 外食系 大企業一家

のお話と簡単には説明出来ると思います。

主人公は元々お父さんと2人家族だったのですが、転校先の高校でいじめっ子(大企業一家の長男)と喧嘩がきっかけでお父さんが殺されてしまいます。

その復讐の為に、主人公は大企業を越す企業を作ろうと切磋琢磨するストーリーです。

まだ最後まで見ていないのですが、多分これは主人公が最後まで大企業一家と戦って復讐をやり遂げる...というお話。(のはず笑)

このドラマを見ながら私がいつも会社を経営しながら考えている、「より良いリーダーシップ」についての学びがあったのでいくつか共有します。


リーダーシップその1:Vision共有型

この主人公は、イテウォンに第一号店として居酒屋をOPENさせるのですが、その時に5人のアルバイトスタッフを迎えます。

そこで主人公のパク・セロイがよく、「自分の目標・VISION」を語っています。

そしてそのスタッフはその目標をかなえる為、支える為に頑張っています。(VISION共有型)

一方、大企業(長家というチェーンのレストランを経営している会社)の社長は独裁型のリーダーシップをとっています。

その社長の思い通りにならないと、下の社員を叱ったり、排除することも多々ありました。


リーダーシップその2:スタッフの可能性を見出す

ここも非常に多く学んだ点です。

主人公は、スタッフの可能性を見出し、信じているところが非常に印象的でした。

例えば、5話あたりで、スタッフの一人が料理が上手くできず、店の売り上げの足かせになっているシーンがあるのですが、

そこで主人公がとった行動は、

「辞めろ」

というのではなく、

「今月の給料2倍にしておいた。その分努力しろ。お前なら出来るよな?」

という言葉がけでした。

普通は、スタッフの悪い部分、苦手な部分を見つけてしまったら諦めて他の人に任せたり、解雇したりする上司が多いのではないでしょうか。

そのような状況に陥った時は、その人に成長可能性を見出して対応することが重要なのではないかと考えさせられました。


リーダーシップその3:目標は高く、長期的に

主人公の行動で1番好きな部分はこの「目標を高く設定し、長期的に考えて行動している」ところでした。

なかなか普通は、自分の能力に見切りをつけて目標は過去の自分から考えてこのぐらいなら達成可能そうだ。という低い目標を立てることが多いかと思います。

また目の前のことに追われてしまって物事を長期的に考えず、短期的に考えてしまうことも多いかと思います。

しかし、主人公は非常に高い目標設定(大企業である長家を負かすということ)また長期的(15年という期間設定)をしていました。

また長期的に目標を立てていた為、普通では想像出来ないような攻撃を大企業からされた時(ドラマの中では大企業の社長が、主人公の一店舗目のお店を買い取ってしまっていました)も、自分が昔から投資していた株で他の場所でビル全体を購入したり、その大企業の株を大量に保有したりしていました。

もし短期的に考えていたら、なかなか出来なかった行動だと思います。


リーダーシップその4:弱みを認める

社長や上司たるもの、下の人から尊敬されることが重要かと思います。

その為に、自分の弱みについては把握していないか、把握していても隠そうとする人が多いと思っています。

しかし、この主人公は自分が出来ない部分は素直に認め、常に改善しようとしたり、学ぼうとしていました。

3話ぐらいのシーンではチョ・イソ(女主人公)が、自分はSNSの広報・集客に長けていることを主人公に伝え、主人公のパク・セロイはそれを認め(元々は集客の方法がよくわからず、ポスター等を道端て配る方法でやっていました)チョ・イソに任せようとします。


リーダーシップその5:ブレない

ここも非常に学びが多かった部分なのですが、主人公のパク・セロイはどんな困難な状況に陥っても、自分の目標を掲げ、一貫性を持って取り組んできたと思います。

いくつか困難があった際には、周りのメンバーが主人公の行動に理解が出来ず、怒ったり、失望したりしていました。

しかし、主人公はそのような状況に陥っても少しも考えをまげず、自分の目標に向かってまっすぐ取り組んでいました。

そのような姿勢がリーダーにとっては必要なのではないかと感じました。


まとめ

以上、梨泰院クラスから学ぶ、私が考えるより良いリーダーシップでした。今後もより良いリーダーについて自分なりに考えて、より良い会社を作り、世の中により良い価値提供を行って行ければと思います。






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