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味と透明度とコストとプラスチック問題

引越しとともに、プラスチックのジャグとカートリッジがずっと気になっていたブリタの浄水ポットを別のジャグに変えました。

ロンドンに来たばかりの頃は、今のようになんでも売っているamazonもスーパーの宅配サービスもなかったので、スーパーで2ℓボトルの6本パックを買っては腕がもげる思いをしつつ運んでいました。ブリタはその頃すでにあったと思うのだけれど、安いものではなかったし、どこまで浄水できるのか疑問だったということもあって。ある日、店頭でかなりの値引きをされていたブリタを見つけて試すチャンスと買って以来、ボトルのミネラルウォーターほどではないにしろ、そこそこおいしい水になるし、カートリッジも安くなった時に買っておけばを飲めるし、、
気持ちの問題かもしれないけれど、水が以前よりも美味しく感じるような。

私は「こういうのが欲しい」と思うと、徹底的に検索してこれだというものを見つけるのが結構得意で、前にやっていたオフィス仕事ではそれがとっても役に立っていたほど。そして探しに探して、出会った浄水ポットがこちら。

グラスジャグの浄水ポットはいくつかあったんだけど、カートリッジ部分がプラスチックじゃないのがない。なのでこれを見つけたときは、大興奮。カートリッジ部分がステンレスだし、お手入れもしやすそうだし、何よりデザインが素敵。ところがお値段を見て、一気にしょぼーん。それでも長い目で見れば..と思わなくもなかったのだけれど、ジャグ、特にハンドル部分が、とても繊細そうに見えて、壊さずに何年も使い続けられる自信がない。そうでなくても、今回の引越しは余計な出費が嵩んでるし、世界情勢のおかげで仕事もなかなか安定してくれないしなぁと。

そんなわけでとりあえずのところで落ち着いたのが、蓋付きのガラス製のウォーターピッチャーと備長炭。残念なことに蓋はプラスチックなんだけど、水との接触時間はブリタよりずっと少ない(注ぐ時に少し触れる程度だ)からとりあえず良いかということにしました。水の味はなんならブリタより良いかもだし、見た目もよくて気に入っていたのだけれど、ひとつ気になるのが、紅茶を入れたとき。

私は断然ストレート(ミルクなし)派なのですが、この備長炭水だと水道水で入れた紅茶ほどではないにしても、紅茶が濁る&膜がはるのです。私の住むエリアは超硬質水なので。毎日のように紅茶を飲むわけじゃないからすぐには気づかなかったけど、というかだからこそ、透き通ってない紅茶はテンションめちゃめちゃ下がる。。

ということでこのままガラスピッチャーと備長炭で紅茶用にだけガラスボトルの水を買うのか、思い切ってaarkeのにトライするか、ブリタに戻ってフィルターをかけたそばからガラスピッチャーに移す作戦に変えるか。

というかその前に最後のひと頑張りができずに、部屋半分の床に転がっている片づけ切れていない引越しの残骸をなんとかしたいと思いつつ、ベッドの上でゴロゴロする週末だったりしています。


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