在宅ワークで陥りがちな落とし穴。気持ちの切り替えをスムーズに行うためには?
Key word;在宅ワーク、服装、気持ち、切り替え
在宅ワークをやってみて感じたこと
コロナの影響もあり在宅ワークが盛んに行われるようになってきました。
コロナが流行する以前、安倍政権は過労の問題を受けて働き方改革なんてのを打ち出していたのを皆さんは覚えているでしょうか。。
期せずして、働き方改革が強制的に進んだ形になるとは皮肉なモノです。緊急事態宣言を受けてから2週間近くがたち在宅ワークに慣れた人も多いことでしょう。
「あの通勤ラッシュの電車に乗らなくていい。」
「あんなに朝早くに起きなくても仕事ができる。」
と言ったメリットとは裏腹に
「上司がやたらと面談をしたがる。」
「メールが頻繁すぎる。」
「仕事をしていないと思われているのではないか。という不安」
「公私の境目がわからなくなった」
「誘惑が多すぎる。。。」
「終わりなくダラダラと続けてしまう」
「運動不足が深刻」
など、デメリットを多く感じる人もいることでしょう。
高齢者に至っては生活不活発病になってしまいそうな人もいる。
認知症が進んだのでは?危惧する人もいるでしょう。生活不活発病については、近いうちに書きたいと思います。
今までの生活スタイルによる気持ちの切り替え
従来の生活は、家はプライベート、職場は仕事、勉強は学校、と言ったように
拠点と役割が明確に区別されていました。
空間的な断絶があることで精神的な切り替えが行いやすいようになっていました。加えて、何時から何時までは通勤、何時から食事で。。。のように
決められた時間によるメリハリもありました。
在宅ワークになるとそれらの境目が不明確になってしまいます。これにより、精神的な切り替えができなくなると休憩できているようでできてない。公私の区別ができなくなる。
これらは自律神経の乱れに繋がっていきます。
少し具体的にみていきましょう。
例えば、仕事をしている主婦の場合
朝の家事をこなした後に、家事と仕事の場が同じ家の中になってしまう。本来リラックスするべき家庭で、そのまま仕事に入るのは精神的にも負担となることでしょう。ましてや、旦那や子供もいるのは今までにない状況でしょう。
午前の仕事も区切りになったら今度は、すぐに家族のお昼ご飯。。。と続く環境です。集中力も続かなければ、気持ちの切り替えはさぞ大変でしょう。
同じようなことは男性も言えます。
どのようにしたら切り替えができるでしょうか。
よくある話しですが、仕事部屋と家庭部屋を分けることが良いと思われます。寝る時も寝るモードになれるように部屋を分けるのと同じですね。
いやいや、、、普通の家には、そんなに部屋数あるわけない!!
と思うのが普通でしょう。私もそう思います。
なので、こうしましょ。
服装を変えましょう!!
気持ちを切り替えるとは
ペルソナを変えるということでもあります。
よくTPOをわきまえた服装をしましょうと言いますよね。
女性がメイクをするのは身だしなみの側面もありますが、ペルソナを変えるというのもあります。
男性も女性もお気に入りの服を着るとテンション上がるとかありますよね。
香りを使うこともあるかもしれません。
運動するのに運動しやすい格好をするのも単に運動しやすいからだけではないのです。着替えることで心の準備をし、気持ちの着替えは脳で行われているため、身体機能にも影響を与えます。
見た目から入るタイプというのもそのためです。
だから、
仕事するときは、この服を着用しよう。
家事をするときは、これを着用しよう。
もしくは、切り替えるときは○○をしよう!みたいにルーティーンにすると良いでしょう
ラグビー元日本代表で一世を風靡した五郎丸さんのように。。
スポーツトレーナーも使っている服装による切り替え
私はスポーツトレーナーとして現場に出るときは、その競技でよく知られているブランドの服を着るようにしています。これは、私自身の気持ちの切り替えという面もありますが、その姿を見る選手にとっても印象が変わるからです。
サッカーなのに、野球のトレーニングシューズを履いている人が来たらどう思いますか?
私ならこの人何しにいたの?と思ってしまいます。
ハイブランドで高価な服装をしようと言っているわけではありません。服装は自分の切り替えでもあり、相手へのメッセージにもなります。
今は家族で一つ屋根の下で過ごす時間が多くなっています。家族との時間は幸せである反面、1人で集中した時間を過ごせる時間は取りづらいとも言えます。
特に子供は、親がいるだけでも子供としての役割を演じてしまいがちです。今までやっていたことも親いることでやってくれると思って行動してしまいます。
まとめ
家にいるとはいえ、
緊張感の切り替え、局面の切り替えのためにも、
子供に普段学校に行くのと同じように、しっかりと着替えるように促すことも大事です。
同様に、親も仕事モードの服に着替えて、切り替えの重要さを教えてあげる機会にもなります。お洒落と身だしなみの違いについて教える機会にもなるでしょう。
いつまで続くかわからない。状況だからこそ、だらだらすることなく、メリハリをつけ、気持ちを切り替えて充実した在宅ワークが実現できるにしていきましょう。
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