人生をあきらめるために行動していたら一気に人生充実した話
「そんな、夢とか目標とか何も……」
「やりたいこと……考えてなかったです」
「いや、もう……何事もなく、無難に生きていけたら」
最近、職場でマネージメントをしていて聞いた言葉たち。
これって、かつての私だ。
もっと正確に言うと、「不労所得をゲット、仕事せずして楽に生きていく」をやりたがっていた。
2021年、私は電子書籍を出版した。電子書籍を出すことで、不労所得が得られる基盤づくりをしようって。正直、私は仕事をすることに疲れていた。
2020年、私の人生はどん底だった。とにかく人生がつまらなくて、楽しくなくて死にたいとさえ考えていた。信頼していた人に、ずっと嘘をつかれていた。大失恋でもあった。自分の存在価値自体を疑っていた。
生きること、そのものがつらかったのだ。
こんな私は、この世界に必要ない。真剣に、そう考えていた。
ただ、電子書籍を実際に出してみたら、出版=不労所得ではない、という現実があった。書くことは好きだから、書くことで稼げるようになろう、そう考えた。書くことで稼ぐのであれば、自分が大好きな日本文化を継承するお手伝いができる仕事がしたいと願った。そこで、尊敬する人にストーリーの書き方を習い、実際に記事を作成させていただく。楽しかったし、すごく満足した。ただ、パズルのピースはまだ出そろっていない感じがしてずーっとモヤモヤが続く。
自分がわからなくって、自らの価値観・強み探しを始めた。いろいろな自己啓発本とか、ネットの情報から、価値観・強みが決まれば人生うまくいく、そう思い込んでいた。「ストレングス・ファインダー」「ウェルスダイナミクス」「VIA」、それから無料相談、無料コンサル、いろいろやってみる。確かに、そういう特徴は自分にある、っていうのは言語化できた。それでも、自分に欠けているのが何か、わからない。
マインドフルネスに立ち返ろう。
そう思ったのは、自分の落ち込み切ったメンタルを回復してくれた要因の一つが、まちがいなく瞑想だったから。思い切って、Googleが開発したマネージメント研修「Search Inside Yourself」を受講。そこでの学びが、私の人生を切り拓く。
「懸命に生きている人のお手伝い」
5年後の自分へあてた手紙。そこで出てきた、この一言。
人が人であることをありのままに愛する術、コンパッション。
そして、自らの状態に気づき続けるマインドフルネス。
この3つが、コーチとしての私を作った。
「懸命に生きている人のお手伝い」がしたくて、コーチになろうと決めた。
コーチになろうと決めたけど、なかなか行動できない自分。思うようにできない自分。そして、そんな私を責め続ける、自分。その自分を前進させたのは、自らのダメ出しに気がつくマインドフルネスと、ダメな自分をありのままに受け入れ愛でくるむコンパッションだった。
知らないうちに、私は自分で自分にコーチングをしていたのだ。
「懸命に生きている人のお手伝い」は、私のゴール設定。それも、自らの現状の外、簡単には到達できない、何よりも世界の常識だとか、そういった現実的なものをすべて取っ払った、心からの「want to」。
そのゴールに向かうのを邪魔する、自らの心。自分で自分をできないと決めつけ、そして、責める弱い私にマインドフルに気づき、コンパッションで前を向かせる。
そして、私はコーチになると決めてわずか2週間でコーチングの研修を受け始め、その半年後には自分で20名以上の人に体験セッションを提供していた。
私は、自分で自分の人生をあきらめかけていた。
もういいやって、感じていた。
あきらめたくて、楽をしたくて行動していたら、やりたいことに出合った。
今、自分の人生の中で、一番時間が充実しているし、ワクワクしている。
そして、そのやりたいことは、他のどこでもない。
私の心の中にずっとあったのだ。
だからこそ、言える。
「夢」「目標」、考える前にあきらめていませんか。
別に、世界平和とか、高い目標である必要なんてない。
目の前にいる人に、一回でも多く笑ってもらいたい。
まわりの人に、やさしさを届けたい。
目の前の人に、「ありがとう」を伝えたい。
それだって、充分な「夢」だし、「目標」。
ちなみに私の今の「目標」は、「残業せずに帰る」。
私が大好きなまんがに井上雄彦氏の「SLAM DUNK」がある。
その中の、安西先生の名言。
あきらめないでほしい。
あなたの人生は、あなたがデザインできるのだ。
そのためにはまず、あなたがどんな未来を作りたいか、思いえがくところから。
懸命に生きる人のお手伝いをしていく道を選ぶ。
私は、そう自分の未来を描いて、人生が激変した。
コーチングは、あなたが真剣に自分を変えたいと望んだ時、最良の薬となりえる。だからこそ、懸命に生きる人をお手伝いする手段として、私はコーチを選んだ。
あなたの最高の未来、あきらめるのは、もうやめませんか。
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