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自分の「箱」から脱出する方法 #はたらくを自由に

 (更新)「“本当”を聞かせてよ だってきみの夢は 私たちの夢」ありがたいプリキュアの名言集に解説を加えたよ。

 さて、薄情屋遊冶郎さんの記事「"幸福"をためらうクソメンタリティをぶっ飛ばす」が素晴らしかったので触発されました。日本にはびこるのはポストモダニズム的ルサンチマンかな。遊冶郎さんのこの決意、応援したいな!

 日本社会に対する全ての世代の多くの日本人が持つネガティブな雰囲気に対して、そんなものをぶっ飛ばして、すべての人が幸せになる権利がある!それ以前に、幸せを目指すもあるし、幸せを語る権利もあるんだ。って私も思います。

一番大切なことって?

 いろんな「一番大切なこと」言葉がありますよね。例えば「正義」例えば「」。これは人によって違うし違くて良い。ノンポリの人もいても良いと思う、臨機応変ということでしょう。けどあるとすれば、武士道にならうなら「義・勇・仁・礼・誠」、武士道にならわなくても「勇気が一番大事だ。自分に正直であるのも、人に意見するのも、愛を告白するのも、勇気が必要だから」という方もいるでしょう。プリキュアにならうなら…?
 「本当の思いを言うこと」全シリーズでいつも重要なこと。
 「助け合うこと、絶対遠慮しないで助けてもらうこと」一人で戦おうとして仲間に怒られることがあります。
 「私たちは絶対負けない!」絶対に負けないと自分達の力を信じること。
 「自分で決めた夢だもん。痛いのも、苦しいのも、全部受け止める」夢を持つという覚悟を乗り越えること・覚悟すること。
 「笑顔が一番」亡くなったお母さんの言葉をどんなに辛くても貫き続ける。
 「愛は無敵」「愛」の名前をもったプリキュアはラブリー、アムール、マシェリ、そして変身前の名前でラブ、マナの5人。
 「寄り道・脇道・回り道、それら全てが道」遠回りしてもいい。
 「心の中の宇宙は誰からも自由」誰にも支配されない、心に花を咲かせるのは自分次第
 「一人で一番よりみんなで一番
 「楽しい事と辛い事は背中合わせ
 「友達が困ってたら力になりたいのが普通じゃ無いですか…
 「自分の信じる道を行きなさい。お前の喜びが、私たちの喜びなのだから
 「失敗したらもう一度やり直せばいい、何度でもチャレンジできるんだから!
 「好きな誰かを独り占めするよりも、好きな人が好きな人を、自分も好きになって、そうやって人の輪が広がっていくほうが、何か、いいじゃない?
 「あなたでいい、じゃなくてあなたがいい
 「大事なのは、どう思われているかじゃなくて、君がどうしたいかじゃないの?
 「大好きな気持ちと、ほんの少しの勇気があれば、私はきっと…前に進んで行けます」大好きがマストアイテム
 「私にできないことが、あなたにはできます。あなたにはできないことが、私にはできます。力をあわせれば、きっとすばらしいことができるでしょう」(マザー・テレサをさあやが引用)
 「私はずっと同じ私じゃないの!昨日の私より、一時間前、一分前、一秒前!そんな私よりもっといい自分になりたい!!」いちばんのドジっ子で勉強嫌いなプリキュアだったのぞみが言うんだからもうね、もうね…。
 「悲しみや憎しみの連鎖は誰かが断ち切らなくてはダメなんです」いちばん最弱で気弱なプリキュアだったつぼみが言うんだからもうね、もうね…。
 「“本当”を聞かせてよ だってきみの夢は 私たちの夢」スタートゥインクルプリキュア映画ソング
 「女の子は誰だってプリキュアになれるのよ」あ!ごめん関係ないね、暴走したw

フェアネス・公平さ

 私は仕事でもプライベートでも、すなわち公私でもっとも大切な事は「フェアネス・公平さ」だと思ってる。意味はそのままだけど、フェアネスってつまり、人に自分の全てを見せると言うこと。最初に自分から名乗ること。何かして欲しいなら、自分が上司だとしても「これをやれ」ではもちろんなく、かといって「もし空いてたら…、できるなら…」でもなく、「何を求めてるか、どうして求めてるか」を先に語る。恥をしのんで、自分にはどうしてできないからお願いしたいんだ、と宣言してから求めるんです。決して、相手の顔色を伺ったり、相手の出方を探って少しでも有利に進めようとなんてしない。

 逆に、フェアにやらせてもらう。だからあいみつ(複数社に見積もりを依頼すること)を取ると宣言してさせてもらう。コネで紹介された人や会社があったとしても、採用するかの評価はフェアにさせてもらうとはっきり言ってそうする。人事評価しなきゃならない役目のときも、会社が何を期待しているか、話させてもらう。もちろん本人が今何をしたいか・困っているか、だけでなく、将来は(会社をやめる話しだとしても)何をしたいのか、何者になりたいのか。それを応援するために会社のものとして(あっと、私はフリーランスですが、そういう役目の仕事する時があるの)全力でコミットすることを約束する。かと言って決して恩を売ったりしない、フィフティ・フィフティ、WinーWin。既に良い貢献をしてもらって、見合った対価を払っている。人生の一部としてのやりがいのある仕事をしてもらっている。

 それからもちろん、一般的なフェアという意味では、相手の性別年齢や地位・経歴に左右されずに等しく礼を尽くして対応する。特に絶対に性別や国籍は関係ない!そして自分に最適な能力を発揮してできる限り全力で仕事する(がむしゃらに苦手な仕事を全力で、ではありません)。仕事か仕事じゃないかも平等に大切に自分に、人に、する。オフも大切、みんなにとって。

 そして、意外と抜けていて大事な事は、「本当にフェアな気持ちで接しているか」なんだけど、それが、普段の会話の言葉の端々に現れる。「めんどくさい」「うざい」「むかつく」はもちろん、「〜のくせに」「〜なんて」「〜だけ」「〜しなきゃいけない」「〜だって」さらに「けど」「でも」「なのに(私は使ってますがw)」さらにさらに「羨ましい」も、自分を必要以上にわざと卑下する言葉です。褒め言葉では、無いと認識するんです。

 これらは使わなくても会話できるんです!

 それを、いろんな経験から、私を育ててくれた方々や、大切な人から教わったけど、特にこの本に集約されていました。

自分の小さな「箱」から脱出する方法/アービンジャー インスティチュート 

 もう内容の説明はしません十分説明したでしょ?意外と誰もが「箱」に入ってしまっている。そこからいかに脱出するか、という例えで見事に物語仕立てで読みやすく解説しているからみんな見て。

人生変わります。

 いや、#はたらくを自由に、というテーマなら絶対これだよね、誰か書くよね、だから書かなくていいか、て思ってたのはこちらなんだけど

社員をサーフィンに行かせよう―パタゴニア創業者の経営論 イヴォン シュイナード

 タイトルそのままの会社のポリシーの話しです。私が少しの間、会社をやっていた時もこの本にならって「出勤時間関係なしでどこで仕事してもいい、遊びに行くのも仕事のうち」という会社にして好評だったんだけど(それでどうなったか?全員午前中にちゃんと出社するようになりました)、今コロナのアレで社員を在宅業務にしたと言うだけでニュースに取り上げられるよね。私とっくにそういうことしてたのに…。

 あ!「のに」って言っちゃったw

 よかったらこっちも見てね。

 本題とは関係ないけど、こっちも聞いてね。


楽しい哀しいベタの小品集 代表作は「メリーバッドエンドアンドリドル」に集めてます