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新型コロナウイルスとクラフトビール戦略 8個のマーケティング案

日本の醸造所が使えそうな海外のコロナ対策マーケティング例をまとめてみた。

コロナビール


① ガラスグラウラーの交換
空のグラウラーを醸造所まで持っていくと、消毒済みのグラウラーと交換してもらえる。5回交換するとオンラインショップでも使える1000円のギフト券をもらう。

参考リンク
https://castleislandbeer.com/brewery/

ピーター社長からの一言
エコで、サスティナブルなのでクラフトビールっぽい。醸造所はグラウラーを再利用できるから原価を下げられ、リピーターの仕組みにもなる。グラウラーは7日間隔離して消毒してから再利用する。

② ビールとネットスーパー
醸造所のECサイト上で、ビールに加えて野菜や果物も販売する

参考リンク
https://webshop.docteurgabs.ch/

ピーター社長からの一言
スーパーに行きたくない人が増え、ネットスーパーは、需要が殺到して数日後でないと予約ができない。地元の農家さんと連携すれば、ビールと一緒に新生な野菜や果物が届くキャンペーンでお客様の単価をあげられる。知り合いの農家さんがいなかったらポケットマルシェで調べればいいと思う。


③ ビール販売 + α
近くにある業務用肉屋さんと組んでSandhills Brewingはビールと肉の大口販売をしている。注文はオンラインから受ける。現在の売上は30%肉からきている。

参考リンク
https://sandhillsbrewing.square.site/s/order?location=11ea49cb88e195a1a5ad0cc47a2ae330#items

ピーター社長からの一言
普段消費者が手に入れにくいものをビールと一緒に販売すると話題になったり、店やサイトに来るきっかけにもなる。また②と同じように必需品や野菜を売るとお客様があまり行きたくないスーパーに行く手間が省ける。

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④ デリバリーサービスで瓶・缶を販売する
カリフォルニア洲サンディエゴ市の一番古い醸造所Karl Straussはデリバリーサービスで瓶・缶の販売をしている。

参考リンク
https://www.doordash.com/business/karl-strauss-brewing-company-19878/

ピーター社長からの一言
数年前までUber EatsやHonest Bee(休業中)を使ってビールを配送するサービスは日本にあった。当時は上手くいかなかったが、今ならニーズはありそう。ビアバーにもおすすめしたい。

⑤ 店のテラス席を道まで広げる
祭りのように道を歩行者専用にして、店が場所を広く使う。これで三つの密を守りながら楽しく営業ができる。オレゴン州の街が役場に申請中。

参考リンク
https://www.wweek.com/news/city/2020/05/25/two-southeast-portland-neighborhoods-are-planning-on-turning-their-main-streets-into-dining-plazas/


ピーター社長からの一言
外食をしたい気持ちは変わらないが、ソーシャルディスタンスを守るには席数を減らさないといけない。お客様も外で食べられるなら楽しく、安全に食事ができる。週末の銀座のように道を歩行者専用にし、外の席も用意する。商工会議所と相談する価値があると思う。

⑥ 売上の一部をビアバーへ寄付
缶を15本以上購入するとPressure Drop Breweryは£25 (3,355円) をお客様が指定するビアバー、レストランやボトルショップへ寄付する。
参考リンク
https://www.thedrinksbusiness.com/2020/03/uk-brewery-will-donate-25-to-customers-pub-restaurant-or-shop-of-choice/

ピーター社長からの一言
ビアバーはクラフトビールのコミュニティの中心になっている。なくなってはいけない。このキャンペーンはクロスプロモーションになるので店と醸造所が新しい人に繋がれる。クラフトビール業界だけではなく赤十字などに寄付すると社会貢献活動ができ、ビールファン以外の人にもリーチができる。

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⑦ 工場の後ろをドライブインシアターにする
Backwoods Brewingは工場の後ろにある森をドライブインシアターにして、ビールを販売した。

参考リンク
https://www.backwoodsbrewingcompany.com/posts/covid-19-survival-blog-5-backwoods-bootleg-drive-in

ピーター社長からの一言
飲酒運転にならないように気をつけないといけないけどアイデアとしては面白い。映画館が通常営業に戻っても行くのを避ける人が多いと思う。しかし、人は映画をみたい。車ではなく公園でアウトドアシアターとビールを飲むことは夏の夜に楽しそうなアクティビティだ。誰でも映画館が作れる株式会社ポップコーンシアターはまた夏から開始するので面白い企画が作れそう。醸造所の周りは色々な使い方があると思う。


⑧ 工場の掃除、設備の修理や業務を効率よくする
コロナ後のビールブームの準備のために事務作業を楽にする醸造所の管理ソフトを導入する。

参考リンク
https://www.bestbeerjapan.com/

ピーター社長からの一言
事務作業をやるために醸造家になったわけではない。Best Beer Japanが醸造所を支援する専用ソフトウェアを開発しております。スマホから受注、酒税、在庫、樽管理ができるようになり、ビール造りに集中できます。

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Best Beer JapanのHPから問い合わせする
https://www.bestbeerjapan.com/

by ピーター ローゼンバーグ Best Beer Japan 代表取締役
#ビールで明日を幸せに

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BBJについて

Best Beer Japan株式会社は
バックオフィス業務を自動化できる醸造所管理システム
新しい販路に繋がるクラフトビールECプラットフォーム
物流コストを半分にできる樽シェアリングサービス
を運営しております。
また、100社以上の醸造所と取引があり、酒税の申請を半日から30分まで減らす実績があります。
ご興味がある場合は下記からデモのスケジュール調整ができます。
https://www.bestbeerjapan.com/#contact_anchor

醸造所の通販サイトの紹介

Best Beer Japanが下記にECサイトがある醸造所を地図でまとめている。地図のピンを押すとECサイトのリンクに飛ぶことができる。

クラフトビール業界の厳しい状況がまだまだ続く。詳しくは先日公開した「日本のクラフトビールが終わる日」記事を見てください。

醸造所からビールを買って応援しましょう!🍻



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