1/11 木曜日

入試の出願にあたって修士論文とその要約を提出するように書かれている。当然修論は終わっていないので出せない。大学の入試課に問い合わせる。出さなければいけないとの返事をもらい、作戦を練る。論文はまず出せない。来週締め切りの投稿論文を出そうか。そう思って手を入れ始めてみるが、問題設定がマズいことに思い当たる。これは書き直しだ。間に合わない。仕方なく修論の草稿を出し、脚注でこういう事情だと釈明する。

要旨の方は難しくない。今やっていることをまとめればいいだけだ。ノートにアウトラインが記されているので、それを文章化する。

それが済むと論文の編集作業に取り掛かる。だんだん流れが掴めてきている。要旨を書いたのもあって、頭の中が整理されている。調子は悪くない。パソコン作業をほとんどやめたのがいい。僕は病的なまでにネット依存症なので、パソコンの前で思考してると、いつの間にかネットサーフィンに興じている。紙とペンで思考して、パソコンは打ち込み専用にしている。

夕食後、論文と要旨のデータを提出するために入試要項をチェック。すると要旨は4,000字程度とある。しまった、見落としていた。朝書いたのは2000字程度しかない。一瞬焦ったが、すぐに冷静になる。いま書いている原稿のことだ、内容は十分把握している。むしろ2000字で説明を端折ったところがたくさんある。穴を埋めていくだけでそれなりの量になる。時間もあと4時間ある。1時間ちょっとあれば十分だ。

無事に書き上げ、風呂に入り、上がってから赤を入れる。それで完成、提出できた。やれやれ、修論に気を取られすぎて他のことが明らかに疎かになっている。仕方ない。

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