
イニエスタが神戸に来ればレッズが強くなる
イニエスタが本当に日本に、神戸にやって来た。
ちなみにスペインでのJリーグの放映権はDAZNではなくスカパーが所持しているとの事。
これでスカパーがスペインでJリーグを放映してくれれば、まずパルサファンがやって来る。
イニエスタがバルサを去ってからどうしているかを気にする人は多いだろうから。
あれだけ世界中のメディアで「イニエスタ、日本へ行く」と流れたのだ。
世界中のサッカーファンがJリーグに興味を持つに違いない。
スペインのテレビでJリーグが流れれば、バルサ以外のサッカーファンも釘付けになる。
ヴィッセル神戸と対戦するチームが素晴らしい闘いをすれば、神戸以外のクラブにもスペイン人のサポーターが付く。
彼らがスタジアムで落としたお金で、強力な選手を雇える。
「あのイニエスタを見たい」
そんな動機でそれまでサッカーに関心無かった人が、イニエスタのサポーターになる。
アウェーでも神戸の試合を観に行き、対戦相手の懐も潤う。
「神戸がガッチリ補強してるのに、なぜウチはやらないのか?」
他のクラブが打倒神戸に燃え、外国人獲得競争に火がつく。
Jリーグ中のクラブの金回りが活性化する。
気が付けば、世界を代表する選手を擁するクラブだらけになる。
ますますJリーグが魅力的な大会になる。
当然、浦和レッズも金回りが良くなる。
レッズのあの選手のあのプレーを観ようと、埼スタが常に満員になる。
収入の不安が無くなり、世界的なクラッキをガンガン獲れる。
結果、イニエスタが神戸に来れば他のクラブも強くなる。
当然、イニエスタが神戸に来ればレッズが強くなる。
これは中超、中国スーパーリーグが通った道だ。
もっと言えば、Jリーグが創設当初に通った道だ。
「イニエスタが神戸に行けば、神戸が強くなるだけじゃないか」
そう思う人がもしいたとしたら、その人はケツの穴が小さいと思う。
ここはレッズサポーターとしては、と言うより神戸以外のサポーターとしてはライバルの成功を願うべきだろう。
そうすれば、神戸の金が巡り巡って自分の好きなクラブにもやって来る。
ライバルを応援する事は、自分の好きなクラブを強くする事になる。
まず、サッカー界のパイを大きくしよう。
小さいパイを18人でチビチビ食べていても、腹は満たされない。
たとえ最初は他の人だけが腹が一杯になっても良いから、ここは神戸の成功を喜ぼう。
世界的クラッキを連れてきたのは、神戸の関係者なのだから。
パイを大きくすれば、自分だってやがては腹一杯食べられる。
ライバルを応援すれば、やがて巡り巡って自分が成功する日が来る。
お金は独り占めするものじゃない。
お金は回すものだ。