第4回 ポスター制作1 コンセプトワークと情報の構造化
こんにちはTAの相澤です。もう夏の季節ですね。時間が経つのはとても早いものです。前回同様、はじめに第3回の授業課題で提出された作品の中から、優秀だった作品をピックアップし紹介します!
第4回の授業内容と次回の課題については作品の後に書いてありますので、確認しながら取り組みましょう。
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■課題1:情報構造図
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要素ごとに分割されていて分かりやすいものになっていると思います。
多角的におもちゃの特徴を捉えていてとても良いです。しっかり観察がされていてまとめられていると思いました。
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分類の方法がうまいと思いました。
それぞれの情報の関連づけがしっかりなされているのでよかったです。
枠などおもちゃの雰囲気にあった書き方をしていて、そのおもちゃがどんなものかイメージしやすくなっていると思います。
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イラストを活用しておもちゃのイメージが伝わりやすく良いと思いました。
また、要素ごとで関係しているものを線で関連させているのでおもちゃの情報が伝わりやすいものになっていると思います。
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■課題2:トランプのデータ制作
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四つの図形がしっかり左右対象を意識して制作されているので形として綺麗に見えます。レイアウトも図形同士の間隔も均等に配置されていると思いました。
---------------次回の課題以降データ制作する上でアドバイス---------------
01 揃える
ポイント1:揃える
要素を揃えることはとても重要な工程です。左右対象を意識する、高さを合わせるなど制作する上で要所ごとに気を付けると、それだけでも綺麗なデザインに見えますので意識すると良いと思います。
02 歪ませない
ポイント2:歪ませない
図形同士を重ねてデザイン制作するとき、変に図形を変形させたり歪ませるのは、アンバランスなものになってしまうのであまりよろしくないです。最初の慣れてない時などは、正円や正方形などを形が整った要素で制作すると良いと思います。
また、文字の左右比をいじるのは見た目としてこれもよくありません。拡大縮小をしたい時は左右比を変えずに拡大縮小するのが基本的なので意識してみましょう。
03 余白をとる
ポイント3:余白をとる
図形と数字を組み合わせる時など、適度な余白を残すことですっきりとしたデザインに見えます。余白がないデザインは見た目的に騒がしく見え、窮屈なイメージを与えてしまうので、余白を意識したデザインを心がけてみましょう。
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■課題3:シルエット
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要素が複雑なおもちゃですが線が綺麗で、なんのおもちゃなのか分かりやすく特徴を捉えていると思いました。
ギザギザな部分など細かいところもしっかり表現されていてとても良いです。
コメント
白い線や図形を用いて境界線を表現しているのでおもちゃの特徴を捉えていて良いと思います。
シルエットのアウトラインも綺麗なのでおもちゃのイメージがしやすいです。
コメント
おもちゃの凹凸な部分もしっかりトレスできていておもちゃの特徴がよく捉えられています。
他の作品同様アウトラインが綺麗なので見た目的にもとても綺麗なシルエットになっていると思います。
コメント
複雑なおもちゃなのですが、綺麗にシルエット化されていてとても綺麗で良いと思います。
バネの感じなどおもちゃの特徴が伝わってきます。
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■課題4:ロゴデザイン
コメント
自身の名前と季節の雪を組み合わせて表現されていてとても良いと思いました。
季節の雪のカラーや雪の結晶など綺麗に表現できていると思います。
コメント
文字を一文字大きくし、インパクトのあるロゴになっていると思います。
作者の猫好きなのがロゴにあらわれていてとても良いと思います。
コメント
背景の薔薇のイラストのテイストにあわせた文字のデザインになっていて良いと思います。
個人的に薔薇のデザインが綺麗にできているなと思いました。
文字も一部要素を変えているのも良いと思います。
コメント
女性のシルエットのラインがとても綺麗に表現されていてとても良いと思います。
女性のシルエットの一部が文字のiの点に繋がるようにデザインが考えられていてとても良いと思います。
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■6月8日(本日)の授業について
■課題説明
制作条件
① 2種類のポスターを制作する
• 動きの仕組みを伝えるポスター
• おもちゃの魅力を伝えるポスター
② それぞれのポスターのコンセプトを明確にする
• 対象やターゲット、掲示場所などを明確にする
(2つのポスターで異なることは可)
●各自で選んだ動くおもちゃのポスターを制作する
制作条件
③ 商品名(オリジナルロゴ)とキャッチコピーを含める
④ イラストや図解、写真などを組み合わせ、伝える工
夫をする(自分で描いたものを1つは含める)
⑤ ポスターのサイズ:A4(縦、横は自由)
※6月29日の発表会までに2種類のポスターを制作する
■本日の授業の流れ
1.コンセプトワーク(60分)
• 2種類のポスターのコンセプトを明確にする
• それぞれのコンセプトに沿って情報を構造化する
2.商品名を考える
3.キャッチコピーを考える
4. ロゴをデザインする
ワーク1:コンセプトワーク
• 2種類のポスターのコンセプトを明確にする
− おもちゃの対象はどんな人か?
− ポスターのターゲットは誰か?
− どこに掲示するポスターなのか?
− 上記に設定した事項に対して、どんなアプローチをして
いくのか?
*それぞれのポスターについて設定してください
• それぞれのコンセプトに沿って情報を構造化する
− 先週作成した情報の構造をもとに、それぞれのポスターでの優先すべき事項を整理するでの優先すべき事項を整理する
− コンセプトに沿って情報構造を組み替え、2種類の情報構造をまとめる。
まとめたものはiPadで撮影するなど記録しておく
時間の目安:60分
ワーク2. 商品名を考える
• おもちゃの商品名を考えましょう
− 既存の商品名でも構いませんが、可能であればオリジナ
ルの商品名を考えてみましょう。
ワーク3. キャッチコピーを考える
• おもちゃのキャッチコピーを考えましょう
− おもちゃの魅力を伝えるためにはどんなキャッチコピー
があるとその魅力が伝わるのか
• 動きの魅力を伝えるキャッチコピー
• おもちゃの魅力を伝えるキャッチコピー
*考えたキャッチコピーをワード等に記録しておきましょう。複数案あっても構いません
ワーク4. ロゴをデザインする
• ワーク2で考えたおもちゃの商品名をロゴにしましょう
− ロゴのデザインを考える際には、コンセプト内容に沿って
いるかよく検討してみましょう
• ロゴのデザインは2つのポスターで共通です
• ロゴはInkscapeまたはIllustratorなどのベクター形式で
制作してください
時間の目安:ワーク2,3,4を合わせて120分
*事例として「第4回授業資料」にロゴのデザインの事例が載っているので参照してみてください。
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■課題について
• ワーク1の情報を構造化した2種類の画像とワーク3のキャッチコピー、ワーク4のロゴのデータをまとめ、manabaに提出してください。
- ファイル名はわかりやすい名前にしてください
- データ形式は作成したアプリケーションの形式のままで結構です
提出先:manaba レポート内
「コンセプトワークとロゴデザイン」
提出期限:6月15日(月)9時まで
※遅延での提出も可能ですが、減点の対象となります。
■振り返りシートについて
• 課題の提出が終わった人は、振り返りシートに記入してください。
• 提出期日:6月15日(月)9時まで
– 振り返りシートが出席確認になります。
課題の取り組みは上記期限までの自由な時間に取り組んでください。
■次週に向けての準備
• 4つのワークの課題に取り組む
• 課題を提出する
• 振り返りシートを記入する
■次週の授業で使用するもの
– 鉛筆(2Bまたはそれ以上の柔らかいもの)
– サインペン
– スケッチブック(または白い紙)
– 動くおもちゃ
– 今回取り組んだ課題の成果
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