『Eykha’s Score』秘話

「きのこがねー、レッドラの同人誌つくるっていうんだよね」
 まったく困っちゃうよーきのこの愛が重くってさー、と言う三田先生はでれっでれでした。(FMからの一言をまだうらめしく思ってるのであえて書いちゃう!)
 へー、と聞きながら「愛の重さをカタチで示します?」という流れになり、ザ・キャラクターと物語への愛が重い女であるところのわたくし、紅玉いづきも何かを作らねばならぬ、と思ったのが確か……マチアソビまで半月を切っていた、のですが。
 速攻いつもお世話になっている友人に連絡して、「人も羨むようなコピー本、本棚しまう必要なし。飾れるようなの。何日必要?」と聞いたところ、「い、一週間で……!」というお答えが返ってきたので、つくっていただきました。ほんとにギリギリまでがんばってくれて、徳島のホテルに到着したという笑

 ちなみに別のお友達がWEBページ版を制作してくれ、読者さんにはそちらが公開となっております。
 WEBページ版はこちら。
 http://red.s137.xrea.com/eykha/index.html

 それがこちら。

 プレイヤーの方+αのみにお配りしました『Eykha's Score』冊子版です。
 わたしの指定は「赤い花と青い蝶」これはWEB版のキーイメージにも指定したもので、花は言わずもがなエィハのイメージ、青い蝶はジュナのイメージでした。ごくごく初期に、しまどりるくんとジュナのビジュアルを協議していた時に、「爪を塗ってもらえる? 出来れば青。蝶の紋様とかあるといいんだけど、難しいかな」という会話をしたのです。紋様は煙管に入ったっけどうだっけ……。
 余談ですが、この本をお渡ししたどりるちゃんが「どうして僕に絵を発注してくれなかったんですか!?」って聞いたんですけど、よろしいですか。さすがにわたしにもひとの心があります。
 以下装丁のご紹介を少し。愛の重さを奈須さんと戦った結果です。

 赤い表紙。エィハのスコア、というのは『エィハの楽譜』という意味です。単語ニュアンスの監修をしてくれた茶ころさん曰く、『「○○'s scoreだと「○○の所有する楽譜」って意味で、「それ以外に○○の持つ楽譜はない」という言外の意味も加わる(こともある)。具体例ではmy motherとかmy catとか。』とのことでしたのでこれに決定しました。
 タイトルはゴム判子かな? 枠はエンボス加工です。以下、太字は製本デザインさんより引用です。

 これが、みんなが感心してくれた、蝶の蝶番です。

『赤く敷かれた人生に、青い蝶が見つけた赤い小さな花。赤い花は白い花に寄り添ったけれど、蝶はたしかに、赤い花の短い一冊にとまった』

 表紙は全冊焼き痕が違います。

『エィハの楽譜でありながら、今回いただいたお話を読んでいて、ジュナの鎮魂でもあるなとおもったので。線香で少しだけ、楽譜を焼きました』

 糸綴じの糸は、赤と青。

『つながれもののふたりが、出会って結わいだ物語。
 ふたりの魂に、幸多からんことを』

 製本デザイン:ある https://twitter.com/ar_ss
        noteで少し語って頂いてます。 https://note.mu/ar_ss
        手製本のご注文もできますよ。

 そんなこんなで、スタッフの皆さんに、本当にがんばってもらいました。
 いつもワンデイで絵を上げてくれる☆さんにも、WEBデザインの後輩ちゃんにも、心から感謝をしています。

 最後の最後に、もうひとつだけ裏話を。
 丁度「青い蝶~」の中にあるセリフ、「忌ブキが竜の力を手に入れ王となった時~」のくだりを、わたしが三田先生から聞いたのは、最終セッションのあとでした。

 つまり、エィハの選択は、正しかったのではないか、と思うのです。
 諦めなくて。
 本当によかったね。

 以上、エィハの楽譜、のお話でした。

 こんなところまでおつきあい、本当にありがとうございました。

 また、あの子をみかけたら、どうかよろしくね。

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基本保存用ですが、予告なく整理したりもします。

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