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ベルギーにいたバーテンダー家系。

とあるウィスキーの会社と友人のベルギー人のバーテンダーからのオファーでベルギーのブルージュにてBenFiddichセミナーとゲストバーテンダーをしてきました。

ベルギーのバーテンダー達と僕。



ブルージュは古都であり中世の世に交易の拠点として栄えた街。街全体がドラクエの城下町の世界観をそのまま残している。

鐘楼
水の都
川沿いの家々
街並み


そんな世界遺産の古都の街並みに世界的にも有名なバーテンダーがいる。
Ran Van Ongevalle氏。
世界的に有名で権威のあるカクテルコンペティションであるバカルディレガシーカクテルコンペティション2017の世界チャンピオン。

2017年当時若干25歳で世界チャンピオンとなっている。
実は彼はバーテンダー一家。
父親が古都ブルージュでBARの店主。
娘息子兄弟3人全てバーテンダー。
(姉も2016年のディアジオベルギーチャンピオン)

現在は独立しBarの名前は彼の本名であるRan Van Ongevalleをとって直球で『BAR RAN』だ。自分の名前を店名にする所が日本ぽい。
実は彼、オールドボトルにも精通している


そのRan Van Ongevalle氏。
実は彼2017年にBenFiddichでゲストバーテンダーをしている。当時彼がバカルディレガシーの世界チャンピオンになる為のプロモーション活動(バカルディラムを決められた期間でどれくらい広めるかを競う内容)でBenFiddichを使われた事がある。

左が2017年のBenFiddichにてRan氏がゲストバーテンダーをした時の写真。
右が2024年のベルギーにて彼のBARで僕がゲストバーテンダーした時の写真。


何が言いたいかと言うと
2017年に出逢って
2024年になっても
国は違えどお互いバーテンダーをちゃんと続けこうやって再開する事ができる。
普通に嬉しい。

BenFiddich✖︎RanのゲストイベントでBenFiddichの中央に飾ってある絵のレプリカも作ってくれた
こんな感じで働いてました



BARというの良い。

はしご酒という言葉があるように
お客様は店から店へ飲み歩く。
食事は1日の胃袋の限界があるがことアルコールとなると分解する場所が肝臓なので食と違う。
だから一晩で何軒もはしご酒をしてしまう層が一定数いるのだ。よってバーテンダー同士お客様を紹介し合うのは良くある事。

そしてバーテンダーは対面商売。お客様との会話の流れでよくこんな会話がある。

『今度○◯行くんだけどオススメのBAR知ってる?』と

BenFiddichはベルギーからのお客様で
BAR Ranから聞いてBenFiddichに来てくれたお客様はけっこういて、僕自身もベルギーに行くお客様にBAR Ranを紹介した事が多々ある。

さながらお客様が伝書鳩のように
バーテンダー同士の近況を紡いでくれている。

だからBARは好き。

ベルギーのお客様達。
『今度BenFiddich行くよ』と言ってくれた





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