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エンジニア未経験からPythonデータサイエンティストに転職できた方法

フリーランスエンジニアのベナオです。普段はTwitterでPythonによるAI・データ分析系の情報発信をしています。


と言うわけで今回の記事では、僕が相談を受けていた方が未経験からめでたくPythonデータサイエンティストに就職決定しましたので、zoomで詳しくヒアリングしたものをまとめてみたいと思います!

相談者さんが内定をもらった会社は株式会社AVILENさんです。AI技術開発・人材育成・メディア事業をやっているベンチャー企業です。


正直僕も、知り合いから未経験でデータサイエンティストになる人が現れるとは思っていなかったので最初聞いたときは驚きました。しかし話を聞いていくうちに、内定を取れた要因が見えてきたのでnoteにしたいと思います。

未経験からエンジニアを目指している方、Python開発に興味のある方、データサイエンティストに興味のある方はぜひお付き合いください!

内定を取るために使ったサイトや社名も、許可を得た上で公開したいと思います!

1. 内定者紹介

内定者の方は三森馨(みつもりかおる)さんです。僕の主催しているエンジニア交流バーの第1回目のお客さんで、当時はまだ求職中でした。

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エンジニア交流バーについてはこちら↓

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三森さんのTwitterプロフィールはこちら。医学部出身だったり、起業しようとしていたり、海外での勤務経験があったりと経験豊富な方です。

そんな三森さんですが、定職につかず職業訓練校に通っていた時期もあったそうです。そこからエンジニア未経験で一体どうやって、データサイエンティストの内定を取ることができたのでしょうか?

次のパートから詳しく書いていきます。

2. 内定獲得のためにしたこと

企業探しと応募にはWantedlyというビジネスSNSを使いました。WantedlyはTwitterなどのSNSと同じ感覚で、会社探しやオファーの募集ができます。

三森さんが実際に登録したプロフィール内容を、許可をもらった上で掲載します。

相当細かく書き込まれているので、ここでは冒頭だけ紹介したいと思います。

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今注目されている問題についての解析に使ったプログラムをGithubにアップしていることが最初に書いてあって、データサイエンスに使われているPythonのスキル習得に積極的なことが伺えます。

紹介文だけで2500文字も書いていたのですが、ここまですると企業へ応募を出した時に返信が来る確率がかなり上がったそうです。

実際にデータサイエンティスト×未経験で検索したら、7件ヒットしました。

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また機械学習などの学習したトピックスを掲載したブログも運営されていて、専門的な技術のキャッチアップも積極的なのは非常に良いですね。

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いきなりブログ運営がハードル高いよと言う方は、手軽に始められるnoteなどから初めてみてはいかがでしょうか?

また僕が今回三森さんの経歴で注目したのは、職業訓練校でプログラミングやデータサイエンスの勉強をしていたことです。

こういった施設を利用することも1つの手かもしれませんね。

3. 実際の選考について

選考は書類選考+面接1回だったそうです。

面接では定職についていない期間についての説明など、事前に聞かれることが明らかな質問に関しては聞かれる前に自分から話していくことを意識していたそうです。

他にはAI業界に関心を持った理由についてはやはり聞かれる質問だと思います。こちらに関しては三森さんのWantedlyのページから引用したいと思います。

「過去の情報を材料にものすごい計算をすることで、確度の高い未来を知ることができるということにロマンを感じます。特にその方法の一つとして、人間の脳のニューラルネットを模した構造をコンピュータで再現するやり方には感動しました」

「勉強を進める中で、これらの分野に身を置きたいと強く感じるようになりました。同時に、自分が理解していることなんてほんの僅かに過ぎないということも痛感できるようになりました。そして技術への理解を深め、それを積極的に形にしていきたいとも感じました。職業訓練校で体験した、まだみんなが知らないものを作って「これすごいでしょ?!」と言えるような瞬間を増やしていきたいです。もし結果的にそれが誰かの役に立ったらとてもハッピーだなと思います。そうして技術を理解しつつ、サービスを発案したり、生み出す人材になりたいと考えています」

実際にAIプログラミングを実装してみて、どういったところに魅力を感じたのかをきちんと言葉にできていますね。

まだこの世にないものを形にすることで、それがもし役に立ったならそれが自分の幸せだと、御社の仕事に関わりたいという思いがはっきり伝わってきますね。

データサイエンティストやAIエンジニアは、SNSでもトレンド化しているほど人気が高まっている職業です。なので自分がただトレンドに乗っかって思考停止でそれを目指しているのではなく、どのような理由で、そしてその仕事をすることでどんなエンジニアになっていきたいのか、自分の言葉で語れることが大事ですね。

自分の言葉で語るためにも、まずは自分の手でプログラムを動かすことでその複雑さだったり、何ができて何ができないのか、どのような問題解決に使えるのかなどを実感することが大切です。

Pythonプログラミングを実際に動かしたいと言う方は以下の記事などをぜひどうぞ!

まとめ

いかがだったでしょうか? データサイエンティストやAIエンジニアに興味のある方に参考になるような内容になっていれば幸いです!

三森さんは自然言語処理と言う、Siriのようなボットに組み込まれている技術のエンジニアを目指していくそうです。

僕もAIやデータ分析について情報発信したりイベントを開いたり色々やってきましたが、こういった形で新たなエンジニアの誕生に立ち会えて非常に嬉しいです。

さらに詳しい話が聞きたいという方もしいましたら、僕にTwitterからメッセージくれたら繋いでみますのでお気軽にどうぞ!

また#1日無料メンターと言う未経験エンジニア向けのメンター活動もしてますので、IT系に就職や転職を考えている方もお気軽にどうぞ!

最後に今回のまとめをして終わります!

・企業探しにはWantedyが便利

・プロフィールを作り込むことで企業からの返信率UP

・ブログやnoteで勉強したことを発信しよう

・データサイエンティストになりたい理由を明確にする

・実際にプログラムを動かしてみよう

サポートは料理好きなのでの食材費にさせていただきます。