今Djangoを学ぶメリットについてWantedlyを見ながらまとめてみた
フリーランスエンジニアのベナオです。最近は外に出られないので家でコーヒーを飲みながらPythonのコードを書いたりnoteを書いたりしています。
暑くなってきたのでアイスコーヒーを豆から作ったりしてました。
ところで最近、PythonのWeb開発フレームワークであるDjangoに言及するツイートが増えてきたように思います。
YoutubeやInstagramのWeb開発に用いられていたDjangoですが、これまでは日本で開発に採用されているIT企業がまだまだ少なく、スキル習得の優先度があまり高くありませんでした。
しかしどうやら状況が徐々に変わっているようです。
今回はIT転職事情とDjangoについてこれまで情報発信してきたエンジニアとしての目線から、ビジネス特化SNSであるWantedlyの案件を見ながらDjangoスキルの需要についてまとめてみたいと思います。
僕の以前のnoteについては以下をご覧ください。
またそもそもDjangoって何? という方はこちらの記事をどうぞ。
以下のような方はぜひ最後までお付き合いください!
・Pythonエンジニアに興味があるけど案件が少なくて困っていた
・DjangoによるWeb開発に興味がある
・AIエンジニアに興味がある
・IT系の転職事情が知りたい
1. WantedlyのDjango案件を見てみよう
まずWantedlyについて簡単に説明しますと、プロフィールを登録することで自分に合った会社を探せたり、企業側からオファーを受けることもできるビジネス特化型のSNSです。
僕はエンジニア志望の方の相談をオンラインで受けるメンター活動をしているのですが、その中でもWantedlyを使って転職活動をされている方が非常に増えてきたなと感じています。
プロフィールを作り込むことで職務経歴書代わりになるので、事業者側も仕事を求めているエンジニアさんがどのようなスキルを持っているのか一目で確認できるのが良いみたいですね。
このようにIT事業者さんがエンジニアの求人を多く出されていて、オンライン面談OKかどうかなどもすぐ確認できます。感触ではベンチャー系の募集が多い気がします。
またこのよう実際に働いているメンバーについても詳しく知ることができ、自分の性格と相性が良さそうかなども事前に知ることができます。
各案件を見ていて思ったのは、必須スキルに「業務経験○年以上」のような表記をしている募集をあまり見かけないことです。
先ほど貼った記事にも書いているように未経験でPythonデータサイエンティストになった方も出てきてますので、業務経験が浅い・無い方にも十分チャンスがあるのでは無いでしょうか?
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2. Django求人数の規模感
ひとまずDjangoの求人は存在していることはわかったわけですが、次に気になるのは転職市場にどれくらいの案件数があるかだと思います。
そこでまず、WantedlyでDjangoというキーワードで検索して出てくる案件の数を見てみましょう。
409件出てきました。
これだけだと規模感がわからないので、比較対象を用意します。
同じくWeb開発でよく使われる、PHPのフレームワークLaravelで検索してみましょう。
こちらでは859件出てきました。Djangoはこれに比べると半分ですが、Laravelの半分ほども募集があると考えれば決して少なくは無いでしょう。
皆さんもぜひ、自分の気になるスキルの案件数と比較して見てください。
またこれは余談に近くなりますが、以下のような要素で絞り込みをかける機能があったので、面白そうなものを選んで案件数がどう変わるか見てみました。
・社長が20代:44件
かなり少なくなりましたが結構いますね。
・社長がプログラミングできる:137件
こちらは意外と多くて驚きました。
・オンライン面談OK:300件
こちらは過半数の企業が対応しているとのこと。気軽に話を聞けるのは嬉しいですね。
・友達と一緒に訪問OK:79件
親しい友人と尋ねても大丈夫というのは安心ですね。
・ランチをご馳走します:48件
そこまでしてくれるのか。。むしろ僕も行きたい。。
まとめ
今回はこのようにWantedlyの見方と、実際のDjango案件の内容や規模感についてまとめてみました。
国内でもDjangoのWeb開発シーンでの採用は増加しつつあることがわかったと思います。背景としてはすでにDjangoが使われているInstagramのようなSNSでは、リコメンド機能(おすすめ表示や好みによる最適化)が標準搭載されていてそれに機械学習が必要となるからだと考えられます。
Pythonには機械学習やデータ分析系のライブラリが豊富に用意されているので、そのようなWebアプリが増加傾向にある今、Djangoの需要も一緒に上がっていくのでは無いかと予想しています。
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