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日記展に行きました。

9/6〜9/8の3日間、デザインフェスタギャラリーで行われた展示。日記展へお邪魔したまとめ。

朝起きて

 朝と言っても、前日に絵をずっと描いていたせいで寝たのが午前3時過ぎ。起きたのは11時頃だ。ぎりまだ午前中なだけで、朝ではないと思う。
 寝ぼけたまま洗濯機を回し、袋麺を規定時間の3倍ぐらい茹で続ける。自分は死ぬほど伸びたやっすい袋麺が大好きなんだ。少し麺に無理をさせるとすぐにちぎれた。袋麺を美味しくしようとする企業努力を無に返すような食べ方だとは思う。
 11時半頃に洗濯機を動かしたせいで、家を出る時間がギリギリになってしまった。ここ2年くらい本当に計画性が無い、そろそろちゃんと考えた方が良いだろう。

 今日の手土産は絶対に「船もなか」と決めていたので、意地でもSOGOに寄らねばならなかった。めちゃめちゃに走ったおかげで何とか間に合い、少し時間にも余裕が出た。無事にモナカを携え、目指すはデザフェスギャラリー。

 何度も行っている場所なので、慣れたものだが。如何せん東京、歩行者が多くゆっくり前を歩かれる。自分はどちらかと言うとせっかちなので、隙を見ては抜かし隙を見ては抜かし…せかせかと生き急ぎながらギャラリーへ到着した。
 始まってすぐだと思ったが、既にお客様が数名いらっしゃった。すごい、さすがだ…。入場料1000円を支払い室内を見て回る。各々が個性豊かに日記を描き、月ごとにまとまっていた。自分は長続きしないタイプなので、日記をきちんと書いている人たちって凄いなぁと思う。
 人の日記と言うのは、あまり見るものではないと思う。Twitterで載せている日記も多々見受けられたので、日記を見ることに罪悪感みたいな物は無かった。多分それは"人に見せて良い部分"の日記だからなんだろうな。楽しかった事や大変だった事、色々あると思うが、どれも明るみに出してよいものだから。

 テーブルに置かれた日記帳は、自由に読む事ができた。そこで、とだやまさんの日記を手に取って開いた。本当の日記だった。
 日常生活での暗い思考や、マイナスな面。着飾らず、思った事を書いていた。少し読んだところで、本当に読んで良いのか迷ったが罪悪感と好奇心で全て読んだ。衝撃を受けた。
 人は多角的である事を突きつけられた感じだ。自分はとだやまさんを「のほほんとしていて独特な空気感があるが、でも安心感のある人」だと思っており、デザフェスで売っていた日記を見て、小さな事でも幸せを見つける明るい人だと認識していた。
 間違いではないと思う。それが一部分で、当たり前だが知らない側面も沢山ある。知らない面を知れて、あまり良い言い方では無いと思うが自分は嬉しかった。

 はまなかひろむさんの、仕事や日々が大変だけど、最後の方は楽しく前を向くような日記

 nouさんの、文面から伝わりづらい感情部分がイラストで表現豊かに記された日記

 さかもとこのみさんの、日々の楽しかった事や大変だった事が沢山のイラストと共に書かれた日記

 梨帆さんの、大きく1枚ある写真と喋り言葉で会話しているような気持ちになる日記

 とだやまさんの、メモ帳などに書かれたさらりと、でもその時の気持ちが伝わってくる日記

 メェジェイさんの、シンプルながら、その時の気持ちや雰囲気が分かる日記

 どの日記も個性豊かで、とても楽しく見させていただいた。とだやまさん以外の方々も日記その物を展示しているので、手に取って実物を見られる。日記を展示しようというのは凄い思い切った事だと、自分は思う。
 楽しかったなぁ。お邪魔しました。

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