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愛、してる?


おはようございます。

唐突ですが

「愛してる?」

三省堂「大辞林」によると

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大辞林 第四版
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8,410〜19,800円


①対象を書け外のないものと認めそれに引き付けられる心の動き。

またその気持ちの表れ。

特定の相手に対して抱く思慕の情。

フムフム

②キリスト教で、見返りを求めず限りなく深くいつくしむこと。

ナルホド

③仏教では人や物に捉われ執着する事。むさぼり求める事、渇愛。

!!

①が基本なら宗教によっては

こんなに感じ方が違うの?

キリスト教の考え方では「無償の愛」に思えるし

仏教の考え方では艶っぽい。

では冒頭「愛してる」というのは

本来は

「愛、してる?」

となるわけだよね。

でも

「愛」ってするもの?

「愛」って感じるもの?

ノー、ノー、ノー!

「恋愛は数学です」

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恋愛を数学する (TEDブックス)
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569〜6,700円

ユーチューブのTEDチャンネルwww.TED.comで

著者ハンナ・フライの導入部分が見られる。

ハンナフライは数学で使われる考え方を使って

恋愛を科学的に解説しているのだが

はっきり言おう!

「この本は勇気をくれる」

なぜなら

将来恋人と出会う確率を

示してくれている。

そして

新たな恋人と出会うための

数学的な考え方に基づいて

示してくれる!

「寛容になれ!」

やはりそこか!

ちなみに

この本を学校図書館では

哲学排架 1類

にしているが

読むと

あれ

数学の確率じゃないの?

想ったりする。

だいたい

愛について書かれている本の排架が

哲学と言うところが

もちろん

そうでしょうけれど

うさんくさ。

高校生の頃

読んだ

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恋愛論(新潮文庫)
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878円


スタンダールの恋愛論。

沢山の恋愛小説が

今では古典化?古典か?

紹介されており

その一つ一つについて

スタンダールセンセが

暑く(この字はうっとうしい暑さを感じる)

間違い

熱く(そうこれだよ!)

語っている。

スタンダールセンセと

三島由紀夫は生きている時代が違うけれど

できたら

三島由紀夫の本に描かれている恋愛についても

語ってほしかったな。

少し前にも

紹介したコレ ↓

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美徳のよろめき (新潮文庫)
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1〜2,640円


全然古さを感じない。

しかも

三島由紀夫は

女目線で女に向かって

「こんな恋愛もしてみたいよね?」

って言っているような本。

こんな感じの恋愛について書いている人で

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ひとひらの雪(上)
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601円

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(これは少し古いけれど

飽きてしまってこれより最近の本読んでいないから

というか

男の都合よく描かれてる女に共感出来なかった。)

渡辺淳一がいるけれど

渡辺淳一は男目線で描かれている本。

男が男に向かって

「こんな恋愛したいよね?」って

言っているような本。


男の気持ちを知るには

男目線で書かれた本を読み

女の気持ちを知るには

女目線で書かれた本を読む。

私は

恋愛をあそびとする考えは大嫌いだが

よのなかには

人の気持ちで遊ぶ奴もいるから

気を付ける。

もっとたくさんの本を読んで

語れる人になるぞ!


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