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東京は広尾で整体のサロンを営んでいます。 幼少期からの日常の中でのちょっとした不思議な…

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東京は広尾で整体のサロンを営んでいます。 幼少期からの日常の中でのちょっとした不思議な体験を書き記す場所としてはじめました。 @belle_mayuko

最近の記事

2023年を振り返って

ほぼ思考停止の状態で迎えた2023年 2022年の大晦日の22時半、 げっそりした気持ちで帰宅し 0時を迎えると共に貼った一陽来復のお札は追い討ちをかけるかのように10分ももたずに剥がれ落ち、(もはやタイミング天才) この状況からさらに金運も下がるのか、と “このまま流されていくとほんとに今年はろくなことが無いかもしれん”と恐怖をも覚えた元旦。 サロンワークとは別に、3年かけて温め続けていたプロジェクトが 年末あたりから雲行きが怪しくなり これはもう当初に描いていた今後の

    • 名犬

      わたしがまだ小さかったころのアルバムを見返すと、必ずといっていいほど隣には1匹の犬が写っています。 東京の下町で、ブリーダーを営む父の友人から譲ってもらったビーグル犬。 のちに、わたしの版画のモデルとなる犬。 両親が米国のドッグショウで称号を獲た経歴のあるサラブレッドのおとこのこ。当時人気のあったアニメの名犬の名を借りて“ラッシー”と名付けられました。 ラッシーが東京から飛行機に乗って田舎へやってきたのは私が生まれる1年ほど前。まだ生まれて間もないベイビーだったラッシー

      • angel

        エンジェルとは、 なんだか神聖な存在で時に私たちを導いてくれる 幼い子どもや女性に羽が生えていて、まぶしくうつくしく、、 そんなイメージだと思います。わたしもそうでした。 しかしわたしが南の島で出会ったエンジェル(たぶん)はおじさんだったのです。 今年の2月に、思い立ってひとりオアフ島へ旅をしたときのこと。 久しぶりの海外、そのうえ大して行き慣れたわけでもない遠い国でのカルチャーショックからはじまるお話。 島に到着した日の夕方、クヒオ通り沿いのABCストアで購入したパイ

        • はんが

          わたしが小学校5年生になった春の夜のこと、その日は春の嵐ともいえる雨風の強い日でした。 当時ちょうど家庭用のデスクトップパソコンが流通しはじめたころ 我が家に来たばかりのパソコンを使いこなすべく “タイピングがとつぜんうまくなる!”というなんとも魔法のような謳い文句を掲げたあらいぐまラスカルのタイピングソフトを買ってもらったわたしは、 その“とつぜん”はいつ訪れるのかと疑問に思いながら毎晩タイピングにいそしんでいました。 そんなタイピングキッズと、 水を飲むために1階へお

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