ダイエットは月曜断食で 第12回 頭痛とコーヒー
月曜断食は胃腸を休める「養生」が結果的にダイエットにつながる…という考えかたです。
それでは嗜好品についてはどうでしょうか。公式では、コーヒーは1日に1杯を目安に…となっていました。
でも、コーヒーが好きな方はリラックスのお供にコーヒーが欲しくなりますよね。私もコーヒーと紅茶が大好きなので、よーくわかります。
結論からいうと、ダイエット中のコーヒー、お茶、カフェインの入った飲み物は、ちょうど良い距離でのお付き合いをするのがベターです。
この、ちょうど良い距離感は個人差があるので、自分の身体に聞きながら試行錯誤するしかないと思うのです。
まず、コーヒーのメリット
1 美味しい
2 香りでリラックスする
3 カフェインで目が覚める
コーヒー好きな方たちにとっては、もっとたくさんの魅力があるのではないでしょうか。コーヒータイムがコミニュケーションタイム、という方もいらっしゃるでしょう。
月曜断食では決してコーヒーもお酒も否定していません。リラックスタイムは大切です。ただ、断食の日に頭痛がする場合は要注意です。
私はそこまで酷くはなかったものの、初期の不食日(断食日)は頭痛がしていました。
水を多めに取ると和らぐのですが、やはり気になります。
そこで。月曜断食の本を参考に身体と相談しつつ、試行錯誤してみました。
結果、私とカフェインとの距離が決まってきました。こんなルールでコーヒーと付き合うようになってから、頭痛は軽くなり、最後には気にならなくなりました。
1 断食の前日、つまり日曜にはコーヒーを飲まない
2 平日の良食日にカフェインを飲むのは、午前中1杯だけ
3 カフェで何か飲むときは、コーヒーよりは紅茶、紅茶よりはハーブティーを選ぶ
このルールで何が変わったかというと睡眠の質です。まず、しっかり眠れた翌朝は、ぱちっと目が覚めるのです。
カフェインは睡眠を妨げる…というのは、よほどカフェインに弱い人で自分は関係ないと思っていました。
でも、丁寧に自分の身体と向き合うと見えてくる事があります。
午後にカフェインを飲むと翌朝の目覚めが悪くなる…コーヒーや紅茶が大好きな私は、自分の気づきにショックを受けました。夜のリラックスタイムが味気なく感じてしまう…
でも。そこにひと工夫。
夜のコーヒータイムの代わりに、ちよっとしたデザートを食べたり。お風呂で本を読んで音楽を聴いたり。
別の楽しみを見つけました。
カフェインがダメなら代わりにノンカフェインのもの…というのでは、私は満足できないのです。その時にコーヒーよりハーブティーの気分なら良いけれど。
コーヒーとハーブティーは全く別のもの。代わりになるか、と言えばならないのです。どちらも違って、どちらも良い。
あなたが誰かの代わりにならないように、コーヒーにも代わりは無いのです。
そして、コーヒーを楽しむ時間はいままでよりずっと特別で、楽しみな時間になりました。
身体に負担がかかっている事を理解しつつ、とっておきの素敵な時間にコーヒーを飲む。
朝一番の太陽を見ながら、少し早起きして、良いカップで飲むコーヒーは、日常でありながらも特別感のある時間です。
ルールを「これはダメ」と禁止するだけではもったいない。
ルールの中で工夫して、楽しむ方法を見つけるのが上手になると、ダイエットは軌道に乗ります。
最初はコーヒーを控える、という制約だったルールが、早起きの特別な楽しみに変わるのです。
ルールがあるからゲームになる。
ルールがあるからダイエットは楽しめる。
本当ですよ。楽しんだもの勝ちです。
それでは、また明日の更新をお楽しみに。
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