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脳内円卓会議。頭の中の日常を想像してみる。あなたは何人?

あなたの頭の中には何人の人がいますか?

二重人格っていうほどではありませんが、人は自分が思っている以上に多面性があります。

私の友人は、コミュニティによって、最低3つの顔があると思ったほうがいい、とよく言っていました。

「職場」、「家庭」、「友人」は多くの人に当てはまる3パターン。
意識していなくても、無意識なキャラクターの使い分けがあるものです。

ただ、今回の話は使い分けるというよりは、「一つの人格が表に出るまでに複数の自分と対話することの大切さ」です。

脳内円卓会議の出席者名簿

そんなに自覚してたわけではないんですが、ある時から少しずつ大人の自分を自覚して、無邪気な自分を抑えこんだりしていませんか?

ある出会いや付き合いをきっかけに新しい考え方が芽生えたことは?

そういう思考パターンや人格的なものをキャラクターにして頭の中に並べてみました。
そうしたら結構いる。トータル7人。

1.純粋くん
純粋無垢。なんでも信じる。
ーこいつは、だいぶ抑えられてます。
出席率100%ですが発言権と存在感は薄いです。
生まれたときから存在しているけど個性を作るほど我はない感じ。
ただし23時を過ぎたポンコツタイムによく出てきます。

2.無邪気くん
好奇心旺盛で猪突猛進。やりたいことをとことんやりたい。
ー物心ついたときから、未だ健在。物欲はこいつがかなり押し通して来ます。年を重ねるごとに4の力を借りるようになってきました。
ただし23時を過ぎたポンコツタイムによく出てきます。

3.八方美人
あらゆる思考に、「それは相手からどう見られるか」が基準になる周りの目を気にする八方美人。格好つけるために“優しさ”というツールを使います。高校生くらいで発言権を上げてきた「モテたい」がキーワードの永遠のルーキー。

4. 理屈くん
「感情を挟むな、理屈で考えろ。」
そのためには人権すら一旦横に置くほどの合理主義。
こいつが2にそそのかされたときは一番危ない決断をします。
(屁理屈発動。)
きちんと機能している分には客観的意見をくれる良きパートナー。
ただし23時を過ぎたポンコツタイムに欠席しがちです。

5.リーダーくん
決して円卓のリーダーというわけではありませんが、上に立つべきときに登場。
全体として良くなるためには?とあるべき姿を提示してくれます。
未だ成長段階。

6. 博愛くん
4と5に綺麗事を言うなと意見を潰されがち。理想だけではどうにもならないけど、いつでもポジティブに愛をもってくる尊い存在。
3の八方美人と紙一重。

7. 守銭奴
あからさまに金に釣られる要因はすべてこれ。
使う時、もらう時、どちらにしても邪魔してきます。

イメージは円卓の真ん中に今の自分が立つ

誰が自分かって言われたら全て自分です。

過去に培ってきた知識や経験が、新しい考え方や人格が作られていくんだと思います。

仕事をやらかしたとき、頭の中で上司が怒ってる絵が浮かんだりしませんか?
あれも、上司との付き合いで上司の性格が少しずつ経験として覚えているから。

いい経験ほど、自分のものとして残したいので、脳内会議のメンバーのキャラクターは影響された人物の正確が濃く出ています。

例えば、4の理屈くんは、メガネでパーマの大学の頃の先輩がモデルとして、脳内に鎮座してます。
めちゃくちゃ口の悪い正論ばかり言う人。
ただ、言ってる事は正しいし、頭も切れる方だったので、尊敬の対象としてイメージが頭に残っているんです。


作った人格を活かすのは自分次第

はあくまで私のイメージの話です。

頭の中を面白可笑しく整理するときに良いイメージになってます。
実際の心の中はもっと複雑でしょう。

シンプルに考えて、意見をまとめてベストを尽くすためには、いろんな考え方が大切です。

実際には、円卓会議なんて名ばかりで、外の人の力を借りることばかりです。
一人でできることなんで本当に少しだけ。

それでも一人でできることをできるためのひと工夫です。

いろんな自分を認めて成長の糧に。

一人でテンパっているときは大概、一次感情が原因だったりします。

なので、冷静な自分が一人二人いるだけで、気持ちの落ち着き方も変わるものです。

まずは、いろんな自分にきづいて認めることから。

あなたの頭の中には何人の人がいますか?


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