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パンデミック備忘録@ブリュッセル(続

写真は、観光客があまり来ない買い物エリアであるChausee d'Ixelles / Elsensesteenweg。昨年から、日中はバスと商用車以外は原則乗り入れが出来なくなったホコ天系のチープな商店街である。それがお買い物曜日である土曜日に、この閑散具合である。

かつては猥雑なバス通り(現在もバスは通ってるんだけど)で、週日は納品業者の配送車と路上清掃車と一般車両とバイクとチャリと乳母車とバスが入り乱れ、ホコ天じゃなかった頃から週末(土曜日)は、コンゴ系の人らのゲットーであるMatonge(マトンゲ)を後背地(写真で言うと左奥側)に擁することもあり、渋滞を良いことにジモティの皆さんのフリーダムな横断歩行が引きも切らず、ちょっとスークっぽい?カオスが常態だった一角なんである。

こう書きながらそのカオスを、つい思い返してしまう。断捨離がなかなか叶わない汚部屋を、嘆息しつつも見ないふりして脇にどけて日々を過ごしていたら、ある日突然、何もしてないのにミニマリスト部屋が現れた!ような、図らずも感というか「自分の意志でそうなったんじゃありません」的な、違和感しかない。

2020/03/21土 19時のニュースから:

本日感染が特定され入院した人の数:1089(前日比+203)
のべ感染者数:2815
そのうち、ICUに収容された人の数:238(前日比+74)
退院者数:263
死亡者数:67(前日比+30)

北欧への拡散拠点となったイシュグル(オーストリア)

昨日、隣人から聞いた話。スキーリゾートのイシュグルは、西欧人の間では別名「スキーリゾートのイビザ」として知られている。ここに来ていたアイスランド人とデンマーク人のグループが、それぞれ感染して国に持ち帰りクラスター化してしまったという。

状況がアプレスキーあるある過ぎて、いやーそりゃ感染するでしょう!でしかなく、ということは北海道のスキーリゾートでも似たような状況は、あるだろうのに管見では日本で本案件は報道されていないようなのは、なんでなんだろう?



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