京兆尹。北京ミシュラン2つ星に輝いた四合院にある精進料理のレストラン
先週のnoteで、発表された北京ミシュランのリストを紹介しました。
このリストの中では以前に北京ダックの「大董」を紹介しました。今日は精進料理の「京兆尹」(Jīng zhào yǐn)を紹介したいと思います。
本店は台北にあるそうです。北京店は、お寺の「雍和宫」の隣の「四合院」(Sìhéyuàn)という場所にあります。高級感がありつつローカル感もいい感じに感じられるお店で、僕も以前に2回ほど食べに行ったことがあります。
率直な感想から言いますと、もしお坊さんになったら毎日これが食べられるならば、即出家したいです笑
では恒例のdianping情報から見てみましょう。
5つ星。5点満点の中で味が4.87点、環境が4.98点、サービスが4.94点。凄い評価の高さです、ほぼ満点ですね。そして一人当たりの平均消費額は820元(約1万2500円)です。(高い、僕頑張ったよ!)
店全体が一つの四合院。外観はこんな感じです↑
この小さい門を通れば、四合院に入ります。(同じ時間帯の写真がみつからなくて。。)
入ったらおしゃれ玄関です。
↑ホールはこんな感じ。とても解放感のある設計です。
↑個室はこんな感じです。
ホールも席がそんなに多くないのですが、ハープの生演奏もあり、個人的に個室よりおススメです。
そして四合院なので、庭もあります。庭にも席があって、それぞれの季節にそれぞれの顔を見せます。店の中からの眺めも素敵です。
↑夏の風景
↑秋の風景
↑冬、うん寒いでしょうね。。
メニューに関しては、飲み物からデザートまでのコースもあるし、一品一品の注文もできます。僕はコースと個別注文でそれぞれ一回ずつ食べましたが、感想としてはコース(2人から)がお勧めます。メニューに中国語と英語がありますが、写真がないから普通の人には理解が難しいでしょう。コースメニューはちょっと高めですが、高級店がきちんと考えている構成なので、特に好き嫌いがなければ彼らを信頼して大丈夫です。
↑それぞれの季節に合わせる(この店の)手ごろなコース(一人699元で約1万700円)、サービス料が別途10%かかります。
↑通常のコースで一人1399元(約2万1500円)で同じくサービス料が別途かかります。
もし単品で注文したければ、dianpingユーザーからのランキングはこんな感じです。
結構前に食べに行ったから、何を注文したか曖昧になりましたが、記憶の中では4位のキノコのどんぶりと6位のアスパラとお米の炒め物は非常においしかったです。
他にもこんな、フランス料理みたいな中華っぽくない中華もあります↓
また、食事以外に、午後のお茶メニューも非常に人気らしいです。高いけどおいしいし映えますね↓
いかがでしょうか。流石ミシュランに選ばれただけのことはある、高級感と庶民感が絶妙な精進料理を楽しめると思います。そしてめちゃ美味しい。値段は中国ではけっこう高い店になります。でも高いので予約も比較的取りやすいかと思います。
日本の懐石も素晴らしいですが、中華の精進をぜひ食してみてください。
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